― 2度目の綱取りとなる、大関・玉椿関にお話をうかがいます。まずは先場所の優勝、おめでとうござます。
(玉椿) 「ああ、どうも。先場所はよくわからんうちに優勝してたねえ。自分でもなんであんなに勝てるのか不思議だったよ」
― ふたたび綱取りのチャンスがめぐってきました。「横綱」という地位を目前にして、どのようなお気持ちでしょうか?
(玉椿) 「横綱ねえ。あの毛呂乃(現・毛呂乃親方)ですら横綱になれなかったわけでさ、『人格や力量が抜群だから』ってだけで横綱になれるわけじゃないんだよね。むしろ、まらの神様に愛されないと横綱にはなれないんだ。すべてはまらの神様のおぼしめしだからね。わしとしては自分のペースを守って淡々と土俵にあがり、その相撲ぶりをまらの神様に見てもらうだけだよ」
― 場所がはじまる1週間前、大事な時期ですが、どのような調整をなさっていますか?
(玉椿) 「じつをいうと、バイト先であたらしい仕事をやらされるようになって、だいぶ疲れてるんだよね。ここ1週間で1勝6敗くらいしか勝ててないんだ。まあ、わずかな額だけど給料もあがったことだし、その金でうまいものでも食って体力の回復をはかることにしてるよ。この前なんか、ハーゲンダッツ買っちまったしな」
― 今場所の玉椿関は綱とりだけでなく、3日目に通算300回出場、4勝すれば通算200勝、10敗で幕内通算100敗と、さまざまな記録の達成が期待されています。これらの記録のなかで、もっとも重視されてるのはどの記録でしょうか?
(玉椿) 「んー、幕内通算100敗がけっこうリアルに感じられるような体調なんだよね。今場所に達成しちまわないよう必死で土俵にあがるよ」
― では、ずばり今場所の目標をおきかせください。
(玉椿) 「まずは体調管理をきちんとして土俵に穴をあけないこと、まらずもうブログの更新をきちんとやること、このふたつだね。優勝だの記録更新だのを期待する声があるのはわかってるし、やるべきことをきちんとやれば結果はあとからついてくると思うよ。」
― さいごにファンのみなさまの一言お願いします。
(玉椿) 「ファンの立場でまらずもうを見るより、力士として土俵にあがるほうがずっとたのしいからね。入門する気になったら協会まで連絡くれよな」
― 大関・玉椿関でした。ありがとうございました。
(玉椿) 「ああどうも」
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