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十二日目の結果(幕下以下)

2011-01-20 15:00:00 | 取組結果

 

<幕下>

○ 蒼狼(7-0)

幕下15枚目格付出のモンゴル出身、蒼狼は今日も勝って7戦全勝。史上初、1場所での十両昇進を決定づけた。まだ日本のまら相撲に不慣れな蒼狼、「今日で終わりですか?もういちばんありますか?」と報道陣に逆質問。蒼狼取り組み終了時点ではもう一人の全勝、汚痔の山の取組がまだなので、決定戦の可能性がある。汚痔の山の結果を待って、史上初の決定戦開催なるか。


● 汚痔の山(6-1)

本気で優勝をとりにいくため、6勝した時点で雲隠れして、7戦目と優勝決定戦の特訓を積んでいた汚痔の山だが、優勝のかかった大事なこの時期にインフルエンザにかかってしまう。なんとか土俵には上がったものの、まらは微動だにせず。痛すぎる黒星に「やはりなりふり構わず拾える白星を拾ったりしたのが十両昇格にむけてまら相撲道から外れてしまった報いなのかも知れませんね。」とショックを隠せない汚痔の山。「不甲斐ない結果になりましたが来場所も精進いたします」 としぼりだすようにコメントするのが精いっぱい。

協会事務局では「まさか汚痔の山が負けるはずがない」と優勝決定戦の準備をすすめていたのだが、いきなり中止になってしまい肩すかしを食らって放心状態。「もしかしたら雲虎が青森に逃げてしまったので、毛呂乃の攻撃対象が汚痔の山に向かってしまったのかもしれないな」と同情的な声も聞かれた。


<三段目>

○ 池男王子(6-0)

今場所は調子がなかなか上がらないが、我慢することを覚えたことが好成績につながっているようだ。けさも立合いの出足こそ鈍かったが、そこからの粘り腰は見事。きっちり逆転勝ちで念願の優勝への希望をつないだ。


<序二段>

○ 家満(5-1)

家満はあぶなげなく突き出しを決めこれで5勝目。会心の内容に「いつもこうありたい」と笑顔。

 

● 両玉国(3-3)

勝ち越しを目前にして気合の乗っている両玉国。しかし、気がはやってしまったか、制限時間前に起きたはいいものの、まらとのタイミングがあわずに完敗。不完全燃焼な内容に「今場所は,調子の波が大きい気がする」と首をかしげていた。


○ 陸奥里(3-3)

「戦術をかえて粘ることにしました」ときわどい勝負を拾って笑顔の陸奥里。正面からぶつかるだけでは限界が見えたか、取り口の幅が広げるための工夫が見られる。

 

 

<序の口>

● 栗ノ花(1-1)

平成の名横綱・奈良行訓さんの愛弟子・栗ノ花だが、けさの寒さには勝てず、淡白なまらすもうであっさり黒星。だらしない相撲に「奈良さんに怒られる」とj不安そうに支度部屋へともどっていった。


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