― 入幕して2場所、15勝ー13勝という好成績でいよいよ大関を狙う位置につけてきた、新関脇の汚痔の山関にお話をうかがいます。よろしくお願いいたします。
(汚痔の山) 「よろしくお願いします」
― まだ残暑が残ってはいますが、朝晩はだいぶ過ごしやすくなってきたようにも感じられます。汚痔の山関のまらの調子はいかがでしょうか?
(汚痔の山) 「家族旅行でテニスに興じていて背筋を傷めてしまいました。 今はまだ全身の筋肉痛も残っていてどこまでが傷めた部位なのか正確に判断出来ませんが、場所を迎えるにあたってやや厳しい状況です。」
― 今場所は大関とりがかかる汚痔の山関。協会幹部に昇進ラインを取材したところ、「取組内容にもよるからはっきりしたことは言えないけど・・・」との前置きをしつつ「内容がよければ12勝。13勝してくれればよほどひどい内容でもなければ・・・」との目安が示されております。一般的にはかなり厳しい昇進ラインではありますが、いままでの汚痔の山関の成績を考えればじゅうぶん可能なラインという気もします。大関昇進にむけての意気込みのほど、お聞かせきださい。
(汚痔の山) 「そうですね、私にとって大関は通過点にしか過ぎず、雲虎関に引導を渡すと言う私の最終目標までのプロセスだと考えています。 ですからこんな所で躓いているわけには参りません。」
― 汚痔の山関の戦いについて、ファンのあいだでは「今場所はソファーで戦うのか、ベッドで戦うのか」という点が注目されております。状況によって柔軟に戦い方を変えていくのが、汚痔の山関の持ち味ではありますが、現段階では、ソファーとベットのどちらを本線に考えていらっしゃいますか?
(汚痔の山) 「自分は先々場所の優勝決定戦での玉椿関の『場所を選ばぬ取り組み』に少なからず感銘を受けました。それから考えるに、ベッドであれソファーであれ所詮は家の中と言うことになります。私としては自宅内であれば湯船の中であったとしても本線の一部だと思っています。」
― 汚痔の山関のまらずもうを拝見しますと、周囲の雑音に影響されることなく、ストイックに自らのまらずもうを追求さなっていらっしゃるような印象も受けます。そんな汚痔の山関が理想とするまらずもう力士像についてお聞かせください。
(汚痔の山) 「そうですね、まらずもう力士像と言うか、力士と言う意味では寺尾とか魁皇は好きな力士ですね。まらずもう界の寺尾を目指したいです。」
― 今場所は幕内力士が8人という大混戦の上、1年でもっとも戦いやすい気候となる9月場所。優勝争いも相当に熾烈になることが予想されます。本場所にむけての意気込み、お聞かせください。
(汚痔の山) 「群雄割拠の場所で実力を現してこそ大関の名に恥じないと思いますので、大関を狙う以上は今場所も良い成績で文句なしに昇格を決めたいと思います。」
― では、さいごにファンのみなさまに一言お願いいたします。
(汚痔の山) 「綱取りまで一気に駆け上がりたいと思っています、応援よろしくお願いします。」
― 新関脇の汚痔の山関にお話をうかがいました。ありがとうございました。
(汚痔の山) 「ありがとうございました。」
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