― 大関・汚痔関にお話をうかがいます。よろしくおねがいいたします。
(汚痔) 「宜しくお願いします。」
― 新年最初の場所ということで、まずは2012年の抱負をうかがいたいと思います。
(汚痔) 「そうですね、先場所が不甲斐ない結果でしたので優勝争いに絡める様になりたいです。
― ふだんは多忙の汚痔関、年末年始くらいはゆっくり過ごしたいところでしょうが、どのようなお正月を過ごされるご予定でしょうか?
(汚痔) 「毎年恒例ですが、年始は幼馴染と連れ立って初詣に行きます。その後は帰宅してゴロ寝をしてから家族と再度お参りに行って、ダラダラとテレビを見て過ごすのが例年ですね。」
― さきの九州場所では新大関のプレッシャーがあったのか、入幕後ワーストの4敗を喫するなど、数字の上では本領発揮というわけにはいかなかったようです。しかし、いっぽうで協会幹部からは「大関らしい格調高い相撲だった」と相撲内容を高く評価する声もあります。汚痔関本人は先場所のご自身の相撲をどのように評価なさっていらっしゃいますか?
(汚痔) 「大関らしいと言う評価も何とも悲しい響きですが、多忙さにかまけて本場所に今ひとつ集中できなかったのも事実です。 ですので持ち前の粘り腰が決らず敢無く土俵を割る事が何度かありました。初場所は仕事を早目早目に済ませて立ち合いの集中力を取り戻したいと思っています。」
― ところで、寝しなにアルコールが入ると力がでるという汚痔関。先場所は自家製の梅酒をおいしそうに飲んでいらっしゃるのが印象的でした。さしつかえなければ梅酒のおいしい飲み方などを教えていただきたいのですが・・・。
(汚痔) 「今年初めて漬けた自家製の梅酒ですが、紀州南高梅の最高級グレードの物(あまりスーパー等に出回らない為入手困難)を規定量の氷砂糖とホワイトリカーでスタンダードに漬け込みました。
スタンダードなんですが、自分の好みとしてはやや甘過ぎでストレートでは到底飲める物ではなく、私は普段水又は炭酸で倍以上に割って飲んでいます。 元々のホワイトリカーが35度でしたが、出来上がった梅酒の量から推測するとアルコール度数は20度前後まで下がっていると思われますので、倍に薄めて概ね日本酒程度の度数になり、口当たりも甘さが少し減って飲みやすくなります。
しかし、普段市販の梅酒を買って飲む事がないので市販の物がどの程度の味付けになっているのか判らない為、私の飲み方が市販の梅酒でも美味しいかは判断しかねます。 水分量を減らしたい時は氷だけのグラスに梅酒を注ぎ、暫くステアして氷がある程度融けたところを飲むのもデザートワイン的で甘さが大丈夫な人にはお奨めできるかもしれません。」
― また、マッコリも自分でおつくりになられるとのこと。話をきいたときには、マッコリって自作できるのか、と目から鱗が落ちたような気分だったのですが、マッコリをつくる際に注意すべきポイントはどのあたりになるでしょうか?
(汚痔) 「マッコリも普段飲むものは自家製なんですが、これは友人が自宅で作っている物で残念ながら私が造っているものではありません。友人に作り方を聞いたのですがちゃんと記憶しておりません、がネットなどで比較的簡単に見つけられる範囲で作り方が見つかり、それによると意外と簡単に出来るようです。」
― さて、話をもとにもどしまして、今場所の目標をお聞かせください。
(汚痔) 「そうですね、取敢えずは一日でも長く(出来れば最後まで)優勝争いに絡みたいです。」
― さいごにファンのみなさまに一事お願いいたします。
(汚痔) 「今年も頑張りますので御声援を宜しくお願い申し上げます。
― 大関・汚痔関にお話をうかがいました。ありがとうござました。
(汚痔) 「ありがとうございました。」
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協会幹部の「大関らしい格調高い相撲」という言葉に悔しそうな表情を浮かべたのが印象的でした。その協会幹部は相撲ぶりをほめたつもりだったのでしょうが、横綱という高みをめざす汚痔関にとってはそれがマイナス評価に聞こえたようです。
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