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毛呂乃、11回目の優勝

2016-11-26 19:44:49 | 協会からのおしらせ

 まらずもう九州場所十四日目、毛呂乃理事長がけさも勝って2場所ぶり11回目の優勝を決めた。

 先場所、格下の玉椿に優勝をさらわれ、九州場所での優勝奪還へ賭ける思いはことさらに強かった、という毛呂乃。「勝敗を度外視した派手な技を優先して足元をすくわれる」という弱点を指摘されていたこともあり、序盤戦は慎重なまらずもうがつづいた。事情を知らないファンから「スランプではないか?」と不審がる声もきかれ、毛呂乃自身も「こんな地味な相撲では真に勝ったとは言えない!」と納得いかない相撲内容にストレスをためながらも、コツコツと白星を重ねていく。

 しかし十日目、玉椿が4敗目、蒼狼が3敗目を喫し、ライバルに逆転される可能性が低くなると、ようやく本来の毛呂乃らしいまらずもうに戻る。まずは十日目に東北地方でマグニチュード7クラスの地震を起こし、十二日目には東京で半世紀ぶりに11月の降雪。いままでため込んだストレスをエネルギーに変換するかのように天変地異を繰り返す。そしてその勢いのまま十四日目まで全勝を守り、千秋楽を待たずに悲願の優勝奪還となった。

 優勝決定後、報道陣に「優勝おめでとうございます」と声をかけられた毛呂乃。忍耐のつづいた今場所を振り返って「安定してますね。全く勝ち報告してなかったんですが!」と我慢の末に手にした勝利の美酒に笑顔を浮かべていた。

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