― きょうは三段目・播潟さんにお話をうかがいます。よろしくお願いします。
(播潟) 「よろしくお願いいたします」
― それにしても暑いですね。まらにもマイナスの影響があると思うのですが、なにか対策はありますか?
(播潟)「どうしようもないでしょう。大自然のなすがままです」
― 三月、五月と連続で負け越しているだけに、今場所にかける意気込みも強いのではないですが?
(播潟) 「いや、どうでしょう。暑くてまらずもうどころではないですね。まあ、九月になったら本気をだします」
― いつもたんたんと土俵に上がっている印象のある播潟さん。インタビューするほうとしても、なにを聞いていいのかわからなくなります。さいきん変わったことはありませんか?
(播潟) 「かわったことですか? べつにないですね」
― いつも以上にコメントにやる気が感じられないのですが、べつに怒っているわけではないですよね?
(播潟) 「え? 怒ってませんよ」
― もうちょっと反応があったほうが話しやすいのですが。
(播潟) 「反応、薄いですか? ふつうだと思うんですが」
― ……うーん、とりつくしまもない、といった感じですね。さいごに、なにか自己アピールをお願いできますか?
(播潟) 「今場所もマイペースで土俵に上がります。生暖かく見守っていただければと思います」
― 播潟さんでした。ありがとうございました。
(播潟) 「こちらこそ、ありがとうございました」