幕内の結果（四日目）

 ●汚痔(3-1)

「昨日は早朝から用事で外出していたのですが、仕事に戻ってからも比較的多忙で帰宅も夜遅くになりました」と今日の報告。この語り口、菊次郎ではない。汚痔本人だ。あれだけ饒舌だった菊次郎に何が？館内にも不穏な空気が漂うなか、汚痔が語り続ける。「寝しなにビールを頂いて体勢を整えましたし、疲れていたので疲れマラも狙ったのですが、立合いのタイミングが良くなかったのか思わぬ黒星を喫してしまいました。黒星がショックだったのか、菊次郎は今日は報告は書かないとふて腐れています」と序盤でまさかの黒星。だがここのところ大相撲でも全勝優勝は出ておらず、優勝はもちろん現実的。幾多の修羅場をくぐりぬけた、心の強い横綱だけに、明日は立て直してくれるはずだが・・・。

 

●玉椿（0－4）

　「勝てないのは栄養不足が原因かと思って、きのうの午後にバーガーキングのハンバーガー食べ放題に行ってきたんだよ」と玉椿。5個のハンバーガーを胃に詰め込んだはいいものの、おなかいっぱいで夕食が入らない。けっきょくトータルの摂取カロリーはたいして増えていない、ということで、やることなすこと中途半端。けっきょくけさも勃起は見られず、泥沼の4連敗。工夫しようとすればするほど状況が悪くなっていくようにも見えるが、「座して死を待つよりは、もがいて溺れ死ぬほうがましだからね」とコメントだけはちょっとかっこいい。

 

○毛呂乃(4-0)

　快楽求道者・毛呂乃、今日も新たな取り組みとして、ケツに顔を押し付けてみて、肛門に息を爆奏、感じたことのない気流を直腸内に感じ、今日も白濁液が飛び散った。その勢いはものすごく、「今朝は目覚ましいほどの号砲で目覚め」と納得の射精。だが肛門刺激への欲求はまださめやらず、自らの舌でねぶる。本当はもっと舌でねぶっていたかったそうだが、「また立ってイッたし、起きました」ときょうは2発で打ち止め。だが量より質の大ホームラン勃起ではやくも単独首位。

 

○蒼狼（0－4）

 　きのうは勝てそうな気がすると言いながら土俵に上がったものの、けさ起きてみれば普段どおりのしぼみまら。あまりの寒さに血液が凍って流れなくなってしまったか。手も足もまらもでない完敗に、今後の対策の立てようもなく「勝てませんねー、あっはっは。どうした？」と笑い飛ばすしかない。

十両以下の結果（四日目）

＜幕下＞

○金精山（2－0）

　初日はギリギリの勝利で本人も不満げだったが、けさは「久しぶりに満足のいく勝ちでした。立ったまらはまさに肉棒というべき固さで大満足です」と納得の表情。「これも歩くまら毛呂乃関のおかげだと思います」となにかあるたびに毛呂乃の名前を引き合いにだすが、毛呂乃はそんな金精山には見向きもせず、タバコ屋のキミばあさんに夢中。毛呂乃の態度もつれないが、じらされればじらされるほど燃え上がるのも恋の道。もう、金精山の瞳には毛呂乃の姿しか映っていないかのよう。なるほど、恋のテクニックでも毛呂乃のほうが一枚上手なようだ。

 

＜序ノ口＞

●茸の山（0－2）

　「傷が治りにくい季節に…。ささくれがかさぶたになっていつまでも治らない(-_-;)」と痛そうな表情の茸の山。周囲の記者たちが「それは大変だ」「お大事に」「負けてもしかたないさ」と口々にお見舞いの言葉を口にするなか、とある記者が「……んでも、それってまらには関係なくね？」と冷静な指摘。まあ、まらに傷がついたってんなら話はべつだが。