お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

新緑の京都散策その6

2012年06月10日 19時11分08秒 | 京都観光
昨日は結構雨が降りましたが、今日は爽やかないい天気でした。昨夜お泊り頂いた女性6人組は、貴船・鞍馬方面へ。それこそ新緑真っ只中でお天気でよかったですね。さてつづき。うちからぶらぶら歩いて清水寺に近づいてきました。二年坂、三年坂と修学旅行生と東南アジア系の観光客で平日なのに雑踏のようです。

三年坂の角の七味屋さんまで来ましたが、修学旅行生や旗を持ったガイドさんに率いられた団体さんとかで、あまりにもすごい状態なので清水寺は断念。五条坂はタクシーとバスでごちゃごちゃなので、茶わん坂を下ります。途中小道を入ると

清水ユースホステルがありました。こじんまりとした日本建築で、オモテからは三重塔も見えて外国の方にもいいのでは。僕たちが学生の頃働いていた頃のユースとは格段の差があります。35年前は確か一泊二食で¥1450だったと思う。その頃にお世話になった襟裳の父さんのお墓参りに今年こそ北海道へと思っていましたが今回の改修工事のおかげで暫くお預けです。五条坂手前の交差点はバスやタクシーや自家用車や人力車で本当にすごい状態です。平日でこれだから土日はもっとすごいのでしょう。でも五条坂から5分のところにある「河合寛次郎記念館」まで来ると静かです。

ここまで来たら京都駅まで歩こうと先へ進みます。陶器屋さんやら静かな住宅街を抜けると突然広い通りに出ます。大和大路通りにある「豊国神社」へお参り。このあたりは来たことが無いのかうちの奥さんの方向感覚がマヒしています。ここはどこ?という感じ。

伏見城の遺構であるこの神社の唐門が国宝とは僕も知らなかった。しばらく歩くと建て替え中の国立博物館の裏手に出ます。三十三間堂のそばにある前から気になっていた、打ち出し鍋とかの鍛金工房「ウエストサイド33」をふたりで探します。

三十三間堂の西側の細い道を入ったところにありました。だから名前が「ウエストサイド33」なんだ!変な名前のダイドコ用品のお店だと思っていたので謎?が解けました。ここでうちの奥さんの目がキラキラしますが、なにぶん鍋は有次のがたくさんあるのでやっと買うのを諦めます。でもこのお店の打ち出し鍋は比べるにかなりお安いです。これから鍋を買われる方は要チェックです。さすがにここまで歩いて来たので、しかも途中休憩なしだったのでちょっとお疲れが出てきます。京都駅近くのお好み焼の「山本まんぽ」やラーメン屋をチェックししてやっとでかい駅ビルに着きます。

ここでも修学旅行生が帰りの電車待ちのようです。さて時間は夕方4時30分。どこでビールを飲むかで意見が対立します。タワーのビヤガーデン派の僕はあと1時間待たないとオープンしないのですぐに飲みたい派のうちの奥さんにここは譲ります。

結局、若いころ勤めていた駅前ホテル時代によく行った居酒屋は昼からずーっとやってるので、そこへ落ち着きます。10キロくらい?歩いて来たのでビールもホント美味しいです。おわり。

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