お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

夏のまるぬ暖簾

2006年08月29日 20時27分07秒 | 布屋
もうすぐ9月だというのに日中は蒸し暑い日が続きます。しかも突然空が暗くなり大粒の雨が降り出して、今日は12時オープンの直前だったから、ただでさえお客様の少ない「かふぇ」は、とても静かで、本を読む方には丁度いいですね。僕たちは困ってしまいますが・・・。ところで8月始めに新しい暖簾を佐藤先生に作っていただきました。佐藤先生はうちの奥さんの大学のときの友人で、優秀な成績でそのまま大学に残って、染織を教えられています。以前から夏用に暖簾を頼んでいましたが、中々忙しくされていて出来上がってこなかったんですが、先日いっぺんに2本持ってきてもらいました。もう一本はまるぬ暖簾の基本パターンです。かふぇに良く来られるお客様から、夏らしい暖簾やねーと結構お褒め頂きます。今回は以前に比べて生地を厚くしてもらったので、玄関の戸に挟まれることがなくなりました。実は「初代まるぬ暖簾」は戸に挟まれて、穴が開いてしまったのです。残暑が厳しい毎日ですが、さわやかな「まるぬ暖簾」を見に来てください。

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