お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

僕も時にはフレンチのランチを。

2014年10月22日 19時35分00秒 | 京都で食べること飲むこと
いつも女子会やらお茶会やら色々出かけているうちの奥さんからたまには二人でランチに行こうなんて珍しくお誘いが掛かります。予約が無い日なのでその足で国立博物館の「京へのいざない」も行きたいとのことで雨模様なので市バス一日乗車券で出掛けます。府庁前バス停から河原町丸太町へ。雨でなければ自転車で15分くらいですが一日乗車券で3停留所を乗ります。バスを降りて5分くらいに目指すレストランがあります。寺町方面とかに自転車で行くときに前を通って二人とも気になっていたお店です。



御幸町夷川上るにある「ブラン・ピエール」です。シンプルなんですが入口の窓から奥に緑が見えていつも前を通りがかるときにお客さんで賑わっています。いつも入口に「只今満席です」なんて表示が出ているとうちの奥さんが言うので前もって予約をしておきます。つまりは自分が行きたかった店にたまたま誘われたみたいです。でもB級ばかりの僕もたまにはこういうと処でランチもしてみたい。で店内に入ると



カウンター7席、2人掛けテーブル5卓というこじんまりした店内はほぼ女性で満席です。奥に大きな窓があって庭の大きな木の緑がみえていい感じです。早速メニューを見ると一番安いランチが¥1300です。うちの奥さんがそれでとオーダーしそうになるのを止めて、次の¥2000にしようと提案します。えっいいの?とちょっと嬉しそうです。もう一つ上が¥3200ですがここは真ん中でオーダー。出てきたのが



小さなアミューズ。次に



生ハムとイチジクのサラダ。丁度イチジクが旬ですね。そして



スープ。これも美味しい。次が選べるメインのうちで



黒豚バラ肉の煮込み。トロトロで美味しい。自家製パンも思わずお代わりします。(二人とも)デザートは別料金なのでオーダーしませんでしたが両隣のテーブルはデザートを召し上がってます。思わず僕たちも追加でお願いします。



これで追加¥300です。ガトーショコラとソルベ。うちの奥さんはタルトをチョイス。食後の珈琲も美味しい。シェフ一人とサービス兼務のコック一人とオモテのサービスが女性(奥さん?)の3名で切り盛りしていますが完璧。非常にコストパフォーマンスに優れているなんて思っていたら後で知ったらミシュランのビブグルマンに選ばれてました。どおりでいつも一杯なんだ。夜はコース料理以外に「ブイヤベース」セットが¥3980もあります。これから冬に向かっていいかも。大変満足して御幸町を丸太町方面へ。



週1回だけのパン屋さんがあります。



ずーーっと前から気になっていた「吉田屋料理店」をやっと発見。自転車で通るときにいつも何処かなーと思っていましたがこれでは歩きでないと見落とすはずです。



こんな路地の奥にあるんだ。ライターの「T」さんに以前からおススメされていましたが今度行ってみよう。そして河原町丸太町バス停から202番で東山七条へ。時間はお昼をゆっくり食べてたのでもう4時近いです。うちの奥さんが「金曜日だから国博は夜8時まで大丈夫だよ」とのこと。早速入場券売り場に行くと「5時までですけどよろしいですか?」「えっ?8時までじゃないんですか?」「特別展を開催している時だけですよ」だそうです。



特別展の「鳥獣戯画」は来週から!折角だから1時間しかないけど入ることにします。ここで喧嘩にならないところが我々ですね。駆け足で常設展の平成知新館をみます。見どころの「伝源頼朝像」とか雪舟の「天橋立図」とかをよーく見て帰途につきます。でもランチが良かったので二人とも満足の半日でした。