お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

改修工事 11

2010年03月04日 19時50分04秒 | 布屋
信楽のつづき。フレックスのお店の裏は田園です。倉庫をそのまま利用した家具店で、主に英国から輸入しているそうです。京都市内のアンティーク家具屋さんの百倍?!くらいのボリュームに圧倒されます。目移りしている奥さんを相手にせずやっと希望のサイズのものに出会えました。高さや意匠はともかく横幅が45センチの棚を探すのを諦めて「ナイトテーブル」と書かれた棚にします。28000円と値札にあります。店員さんと話していて、塗装がすこし傷んでいるのでとか話していると少し引いておきましょうと・・・。彼が提示したのが¥15000!即決でクルマに積み込み帰途へ。帰路の途中うちの奥さんが蕎麦屋があったとのたまう。いつも寝ているのになんで途中にあるお店を覚えているのか摩訶不思議。でも確かに京都へ戻る途中の山の中に「山あいのそば・生粉打・作美」があります。山の中の一軒家の蕎麦屋。ほんとに知る人ぞというお店。ここの蕎麦はやや太めですが蕎麦の香りがとてもよく、山芋蕎麦はねっとりした自然薯でとても美味しい。しかしこんな山の中でやっていけるんですね。蕎麦の世界は深い。

改修工事 10

2010年03月04日 19時28分15秒 | 布屋
3月に入りました。リニューアルオープンをいたしました。実は3月2日、オープン初日の朝に待望の書棚が搬入されました。でもこのコーナーが追いつきません。まだ改修途上です。さて信楽へ。今回フロント?カウンターの横のわずかのスペースに置く家具をかなり早い時期から探しましたが(一乗寺の葡萄家具工房や熊野神社のブルーパロットやら天神さんやら通りすがりの家具を置いてそうな骨董屋さんやら)何処にもありません。幅が45センチ高さが1メートルで手作り和小物を並べられる棚を探します。工事は日曜が休みのためここは信楽まで足を伸ばすしかありません。信楽の中心部にあるヨーロッパアンティーク家具卸の「フレックス」(写真)へ行って来ました。ここはミセにある近江水屋を購入したお店の隣にあります。ものすごいアンティーク家具の量です。店内隅々僕は棚を探しますが、うちの奥さんときたらそんなことは全て忘れて、でかいカップボードやら椅子やらテーブルやら物色中で、挙句のはて全然サイズがでかい棚に一目ぼれしたとかで、もう少しで店員を呼ぶ寸前で取りやめてもらいます。なんしに来たのやら・・・・。