お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

仏像めぐり その2

2009年05月20日 20時20分32秒 | 京都観光
広隆寺は国宝弥勒菩薩だけかと思っていた。修学旅行生が映画村も近いから必ず寄るお寺でイメージ的にも混雑していると思っていた。裏口に自転車を置いて中に入ると確かに人は多いが思っていたより境内は広く、いつも電車から見える仁王門の後ろに講堂が。なんとなく前まで行くとなんと中の阿弥陀如来坐像が国宝。えっ。実は日本には国宝を持たない県が意外といくつかあります。そんな中、実は京都には253もあります。奈良で203。なんとさりげなく国宝が。そして霊宝館へ。700円もします。ところがここには弥勒菩薩だけではなく十二神将像や泣き弥勒と呼ばれるもう一体の弥勒菩薩が。そして静か。椅子も置いてありゆっくり鑑賞できます。何しろ広隆寺だけで国宝が20点。うーん流石、京都と感心してしまう。へんに敬遠せずに一度お立ち寄りください。そして嵯峨釈迦堂へ。嵐山や天竜寺へは皆さん行かれるが、釈迦堂なんてあった?実に僕も釈迦堂=森嘉の豆腐。で中に入るのは久しぶり。本堂と霊宝館拝観で700円ですがここもすごい。つづく。

仏像めぐり その1

2009年05月20日 17時23分55秒 | 京都観光
5月の連休(GWではなくて布屋の連休)は毎年うちの奥さんの高校からの友人計4名でどこかにお出かけすることが恒例になっています。昨年は伊勢でしたが今年は堂々3日間のお休みを敢行され、はるばる飛騨高山、奥飛騨温泉郷へと旅立っていきました。(羨ましい)僕の連休初日は、掃除、ちょっと大掛かりな風呂掃除、そして調理場の大掃除で終わり。翌日は来月の法事のお買い物。そして1日だけの休日は天気がいいので自転車で。最近毎号買っている雑誌「自遊人」。それの2007.11月号の京都奈良マル秘ワザにある清涼寺(嵯峨釈迦堂)の国宝本尊ご開帳が5月中とあります。一人だし仏像をじっくり見るのも悪くない。早速西へ向かいます。丸太町の2本北の下立売通りを西へ。嵐山方面へはいつもこの道。山中油店の前を通り、花園の作務衣屋井上さんの前を通り、駅の南側を行きます。映画村まで来て、日本の国宝第1号の弥勒菩薩がある広隆寺なんて何時から入ってないかと思い出し、そうだ広隆寺へ。つづく。