お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

錦市場「有次」のシャッター

2005年11月13日 18時58分29秒 | 京都観光
ブッシュ大統領が小泉首相と、御所の中に出来た迎賓館で、日米首脳会談を今月16日に行なうので、ただいま御所の周囲や、市内の関係各所ではエライ騒ぎになっています。(御所がすぐ近くにありますが、我々は休日以外は食品等の買い物に、近くに行くだけで、実体は知らないんですが・・・)でも午前中、部屋の掃除をしている時、やたらヘリコプターが「バタバタ」うちの周辺を飛んでおり、夜23時に消灯の際、玄関に出ると警備の警官が自転車で周回していました。彼の背中の夜間安全帯には「徳島県警」とあり、近畿、四国からも応援の警察官が来ているようです。明日からは市民の憩いの場である「京都御所」の御苑も立ち入り禁止です。自転車で通り抜けをしている人や、通学路の中学生が、かわいそうですね。関係ホテルもお客様の移動等で大変だと聞いています。秋の観光シーズン真っ只中ですから是非は、問われます。前置きが長くなりましたが、先日久しぶりに夜の「錦市場」を通ってきましたが、包丁や鍋で有名な「有次」のシャッターに、包丁の研ぎ方が書かれているのは知られていませんよね。包丁も鍋も砥石も「有次」を使っている、うちの奥さんも、もちろん知りませんでした。僕はホテルの帰りとかに四条の喧騒を避けるために、「錦」を通ることがあり、以前から知っていました。「有次」は社長さん自らが包丁研ぎ教室をされるなど、とても親切なお店です。台所の包丁はぜひ1本くらい本格的なものをと、お考えでしたら「錦」の有次をのぞいてみてください。鍋とか包丁以外に、「湯豆腐すくい」とか「抜き型」とか、見るだけでも楽しいです。