お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

「あ ちょっと すみませーん。」

2005年08月20日 21時08分55秒 | 布屋
先日 お昼もかなりすぎた時間に、外国人のご婦人おふたりが「かふぇ布屋」に来られました。「カレーを下さい」「あーよかった日本語大丈夫みたい」ということで、うちの看板メニューの「野菜を添えたカレー」(これしか無いんですが)をご注文いただき、ニコニコと英語で、お話しされながら楽しくお召し上がりいただきました。お食事後の紅茶も、お持ちして午後のゆったりした時間を過ごしていただきました。ところが「あ ちょっと すみませーん」と呼ばれるではありませか。ケーキでもご注文かと思ってテーブルまで行くと「このあたりに 蚊がいますね」
とすごく上手な日本語でおっしゃるではありませんか。これにはビックリ。あわてて蚊取り線香を出して、写真の「蚊取り線香入れ」に入れて、すぐ持ってゆきました。この鉄製のシロモノは、うちの奥さんが天神市で買ってきた昔の「足あぶり」という寒い時に炭を入れて暖を取ったというモノです。お昼にこられていた方は皆さん「蚊」をガマンされていたんでしょうか。かふぇに来られたお客様で、痒かったら直ぐに蚊取り線香つけますので「あ ちょっと すみませーん」と呼んでください。