曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

「真田丸」第10回「妙手」の感想

2016-03-14 21:17:46 | 大河ドラマ


北条と徳川が手を組み、沼田城は北条のものとする約束を交わす。現在沼田城を所有している真田家には断りもなく勝手に。

よく考えたら、そもそも徳川に沼田城をどうこうする権利がないんじゃね?って気もするが。

そのことで談判しに真田兄弟と信尹が浜松城に行く。

僕は車で浜松城に行って、駐車場のおばちゃんに浜松城への道を訊いたら「何でそんなところに行くの」みたいなことを言われて笑われたことがある。浜松市民は浜松城を誇りに思っていないのだろうか。

真田兄弟は海士淵に城(後の上田城)を作ってくれと図々しく要求。本多忠勝が怒って信幸を斬りそうになるが、信繁が割って入ってセーフ。

本多忠勝は信幸にとっては将来の義理父である。というネタをなぜかナレーションでばらした。

浜松城にいたババさまを連れて帰ったら、真田郷の女子に「戦国の世で女子が家の役に立つには?人質か?」みたいなミーティングを主催。カオルさんの「私はあれですから」に、信幸嫁が「母様のあれとは何か」とキャラに似合わぬ鋭いツッコミ。

沼田城に北条が攻めてきた。が、矢沢の大叔父が踏ん張っている。昌幸は救援に行かないのか。籠城戦得意だと思うが。息子の三十郎だけ派遣。

北条を追い返すために、先日裏切ったばかりの上杉と再度手を組むことに。使者は信繁。

昌幸「策を用いよ」
信繁「策とは?」
昌幸「しらん」

策まで任された信繁は梅から懐妊を知らされる。「二人で待ってますから」「二人って?」というベタな会話で判明した。先週、僕は「懐妊したかも」と書いたが、いい感じの二人→夜空の月という分かりにくい表現がそれだった。あんな薄い演出で子供できちゃっていいのか?

春日山城に赴いた信繁は、案の定信用されず、槍で全周囲まれて大ピンチ。だが、上杉景勝は目をウルウルさせて信用してくれた。遠藤憲一、すごくハマっている。背景がボケてツァイスみたいな空気感。

信繁の策は、真田が虚空蔵山城を攻め、上杉が撃退。の振りをする。上杉は勢いに乗って北条を攻めるという噂を流す、というものだった。若干取って付けたような策だと思った。史実はどうだったんだろう。噂を流すのは猿飛(?)佐助こと藤井隆。

まんまと騙された北条氏康は、全軍一時撤退を命令した。上杉は、もう越後しか持ってないんだから、北条の敵ではないと思うがなー。

血を流さない戦いに勝利した信繁は大喜び。今回はかなり真田家の役に立った。昌幸も褒めてくれた。

昌幸は内記と碁ばかり打っている。負けそうになると、碁石をぐちゃぐちゃにしてなかったことにする。「黙れ小童」がなかってので、そこで一番笑った。

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