曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

「真田丸」第9回「駆引」の感想

2016-03-07 11:11:09 | 大河ドラマ


徳川との戦いが優勢という報告を受けて、機嫌がいい北条氏政。鷹に餌をやっている。この鷹なのかどうかは分からないが、今回は要所要所で鷹に見られているかのような演出が施されていた。

信濃を国衆の連合国するという真田昌幸に、出浦氏が「あんたが大名になれ」とけしかける。が、昌幸は自信なさげ。旧武田家臣の国衆は、オレについてこないだろうと。

目的のためには手段を選ばない父と叔父に納得がいかない信繁。きりは内記に言われて慰めに行くが、逃げられる。信繁は梅から「血を流さない戦をすればいい」と言われて覚醒?

でもそれって秀吉だよなあ。あるいは黒田官兵衛。

梅といい感じになった後、意味有りげに満月の絵が。この間に懐妊したかもしれん。

信幸は「父上は思い付きだけで生きている」と思っていたらしい。信幸は国衆連合国に賛成。

問題の室賀氏は、昌幸の顔が嫌いと言いつつ、連合国に大賛成。信繁を一喝する得意の「黙れ小童!」も飛び出してノリノリである。

北条氏直は、動かない昌幸にブチ切れてテープルを蹴倒した。この俳優、自我が肥大したクズの演技がうまい。

徳川家康は北条の勢いにビビっている。正面からぶつかるのがいいと言う本多忠勝。

家康「それは策とは言わん」

結局、本多正信の提案で、真田昌幸に味方になるように要請することになった。

あんたが大将になれとしつこい出浦氏。

信幸「しかし父上の心は決まっておるのです。そうですよね?」
昌幸「いや、そうでもない」
信幸「はい?」
昌幸「俺は大名になるぞ」
出浦「それなら俺はあんたに仕えるぜ」

気まぐれっつーか適当だなあ。出浦氏の家臣はどうなんだよ。ついていけるのかよ。画面には出てこないけど。

家康の書状を受け取った昌幸は、一時的に味方になって家康を利用するという。その戦いは、犠牲を出さない戦いに目覚めた信繁の案で、北条の補給線を断つ作戦に。

えいえいおー!と勇ましく出撃したが、ナレーションだけで高速勝利。合戦シーンはなし。

やったね!と思ったのもつかの間、突然北条と徳川が講和。家康と氏政の妖しい抱擁あり。昌幸「なん……だと……?」の表情で終了。

予告では、本多正信の「真田はそろそろ死ね」も飛び出して、ますます波乱の予感。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする