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森羅万象 ~ 歩く印象派

チリで噴火、住民3000人避難 小規模地震が多発

2011年06月05日 19時16分57秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)

 

2011年6月5日 17時46分 (2011年6月5日 17時51分 更新)

 4日、チリ南部で噴火した火山から噴き上がる煙(AP=共同)

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 【リマ共同】南米チリ南部で4日、火山が噴火し、付近の住民約3500人が避難した。地 元メディアが伝えた。負傷者の情報は伝えられていない。火山活動に連動して小規模地震が多発した。火山は首都サンティアゴから約千キロ離れ、周辺の人口は 比較的少ないが、大量の火山灰が高さ約10キロまで噴き上がり、市街地に降ったという。


震災、アサリにもストレス 東邦大調査、殻の模様に異変

2011年06月05日 11時19分30秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)

2011年6月5日5時47分朝日COM

写真:殻の途中で帯状に模様が変わったアサリ=大越健嗣・東邦大教授提供拡大殻の途中で帯状に模様が変わったアサリ=大越健嗣・東邦大教授提供

写真:殻の途中で帯状に色や模様が変わったアサリ=大越健嗣・東邦大教授提供拡大殻の途中で帯状に色や模様が変わったアサリ=大越健嗣・東邦大教授提供

写真:帯状の変化がみられない通常のアサリ=大越健嗣・東邦大教授提供拡大帯状の変化がみられない通常のアサリ=大越健嗣・東邦大教授提供

 福島県の沿岸で、二枚貝のアサリの模様に東日本大震災の影響とみられる異変が起きていることが、東邦大学の大越健嗣教授らの調査で分かった。9割の個体 で殻の途中に溝ができ、それを境に色や模様が変わっていた。津波で環境が激変したことによるストレスが主因とみられるという。

 大越教授らは5月下旬、アサリの産地として知られる福島県相馬市の松川浦とその周辺の河口で生息密度などを調べた。この調査で採取したアサリ216個体 のうち、約9割にあたる192個体で、貝殻の模様の一部が帯状に変わっていた。同じ松川浦で2009年6月に行った調査では、貝殻に帯状の変化がみられた 個体は1割以下だった。

 アサリの殻には様々な色や模様があり、遺伝と生息環境の両方の要因に左右される。また、通常の海域でも、ストレスが加わると模様に変化が起きる場合がある。

 台風による大波で転がされたり、冬に海水温が大きく下がったりすると、貝殻の途中に「障害輪」という溝ができて、そこから先にできた模様が変わることがある。外国産のアサリを、環境の違う日本の海に移して育てても、同じ現象が起こることが多い。


<福島第1原発>2号機建屋湿度下がらず 冷却機能稼働後も

2011年06月05日 00時42分41秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)

 

2011年6月4日 21時33分 (2011年6月4日 21時47分 更新)

無人ヘリが4月10日に撮影した福島第1原発2号機の原子炉建屋=東京電力提供

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 東京電力は4日、使用済み核燃料プールの循環型冷却システムを稼働させた福島第1原発2号機 で、原子炉建屋に作業員4人が入ったが、湿度の低下などは確認できなかったと発表した。4日午前の調査では、湿度約99%、気温約34~36度と、5月 26日調査の99.9%、32.2~36.7度から変化がなかった。

 建屋内の作業環境が改善され次第、水素爆発を防ぐための窒素注入や原子炉冷却設備の設置作業などを予定していたが、着手は遅れそうだ。東電は「建屋がほぼ密閉状態で、なかなか湿気が逃げないのではないか。換気装置を設置するか、除湿の方法を検討したい」と話している。

  また、同原発1号機では東電が4日、原子炉建屋内に原子炉圧力容器の仮設圧力計を設置した。同日正午の容器内圧力は0.1263メガパスカルで、これまで 測定されていた値の約5分の1より低く、大気圧(0.1013メガパスカル)とほぼ同程度だった。東電は「大気圧よりは高く、圧力容器が全く密閉されてい ない状態ではない」としている。

 同原発では降雨や地下水の増加で汚染水が増加傾向にあることから、東電は4日、福島第1原発から出た汚 染水を保管している集中廃棄物処理施設の貯蔵容量を拡大すると、経済産業省原子力安全・保安院に報告した。現在よりも1500立方メートル多い1万 1500立方メートルとする。

関雄輔藤野基文、中西拓司