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森羅万象 ~ 歩く印象派

沖縄県平和資料記念館再訪  修学旅行コースだったのだ。

2006年12月19日 23時47分45秒 | 沖縄の旅
さて、常識Quizの続きの前に沖縄では「常識」でも
我々の住む本土では常識となってない事項についておさらいしたい。
「沖縄戦」である。
以下は
先月の3度目の沖縄訪問の報告の続き。
11月でも沖縄の空の色の濃さに感動。
瑞泉で泡盛を試飲したせいかフラつき気味の一行には、もったいないのだが
オ・寒氏の希望で沖縄県平和祈念資料館再訪となった。

内間運転手の案内でまずは外の平和の礎を回る。
前回訪問時は入り口すぐ西側壁面の解説など見逃していたものが多いことを知った。
やはり、現地の人の案内に勝るものはないことを痛感。




折しも修学旅行の高校生たちでごったがえしていた。
明るい歓声、思い思いの服装、携帯やデジカメで記念写真撮影に夢中だ。
「この分じゃ中(館内)は、落ち着いて見学できる状態じゃないと思いますよ。」
と内間運転手のアドバイス。
果たして、館内は高校生達が蟻のようにかしこに群れていた。
しきりにメモをとっていたが、どうも、レポート対策のためのようで
「おいおいこれは単なる勉強じゃないよ。」と声をかけたくなった。

これも前回まったく気づかなかった。
「みな、これに気づかず通り過ぎてしまう人がほとんどなんですよね。」
という内間運転手の解説はほぼ下の説明通りだった。
高校生達も記念写真に夢中でそばにも来なかった。



教育基本法の改正
防衛庁から防衛省へ
と 今、日本の「常識」は急速に右舵をきりつつあるが、沖縄にとってはかつての
軍国日本回帰という非常識としか映らないだろうなあ。