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森羅万象 ~ 歩く印象派

鉄人28号、三国志、サリーちゃん。横山光輝の世界はすごいぞ!川崎市民ミュージアム

2006年12月17日 13時13分28秒 | 歩く印象派
「横山光輝の世界」展(川崎市市民ミュージアム )に行って来た。
「鉄腕アトム』と並ぶ名作「鉄人28号」の作者だ。
私の頭ん中では
手塚治虫が芥川賞なら横山光輝は直木賞で
手塚治虫が長島だとすれば横山光輝は王貞治だ。(ちょっと長島は?かな)
相撲だったら手塚治虫が大鵬で横山光輝が柏戸だ。
惜しいことに2004年に亡くなってしまわれた。
生前にはこのような原画の展示会は一度もなく、今回がはじめての企画だ。
心して川崎に向かった。

ところで会場の川崎市民ミュージアムは等々力という一風変わった地名の場所にある。
渋谷駅から等々力行きの東急バスが出ているのだが、それに乗っても川崎には着かない。
世田谷区にある等々力方面行きのバスだからである。ずっと昔、乗ったことがある。
そちらの等々力には「等々力渓谷」という都区内では珍しい本物の「渓谷」もある。
川崎の等々力と東京世田谷の等々力は多摩川をはさんで相対している。その昔は一つの
地域だったのが多摩川の洪水などで分断されたのであろうか?

 さて東横線武蔵小杉駅で下車後、ミュージアム行きの市バスに乗り10分弱で会場
に着いた。

やはり、鉄人が横山光輝の名を不動のものにしたんだな
下の写真はテレビアニメ用。
敷島博士が鉄人の背中からお尻にかけてしがみついているように見えるのだが?
(それともロケットが落ちないように押さえているのかな)

会場内は写真撮影不可なのでここでは紹介できないが、
「魔法使いサリー」や「伊賀の影丸」、「三国志」などの原画を随所に展示した
構成はみごとだ。


鉄人グッズも販売されている。

おおっ!ジャイアントロボだ。

うん?42万円?
(これは会場の外に展示されていたもの。値段がついてるってことは売り物?)

先日の「サンダーバード展」の消化不良感を一掃してくれた今回の企画。
来年1月8日までの会期なので、興味ある方はぜひ足を運んで下され。