私は海外の学会に良く参加します。
PRDもその代表で、2000年以来何度も参加しています。
その他には、歯周病学会のAAP、インプラント学会のAOに良く参加します。
元々は2000年のPRDボストンから海外の学会に出たのが初めてで、その時に世界の水準、トップレベルが何をどうしているのか?を知りました。
そこに答えがある、と感じられたのです。
私は1987年に卒業して、お師匠さまに言われて勉強をして来ました。
お陰でワースト3で卒業した私でも、色々なことができるようになれました。
そして、できないことをできるようになりたい、患者さんを治せるようにもっとなりたい、と思うようになり、勉強を続けました。
でも、残念ながら、日本は常に世界から学ぶ、世界の方が進んでいる、と言う感じで、海外から帰って来られた先生の話を有り難く聴く、と言うのが勉強のスタイルで、その先はモヤモヤとした感じを拭えませんでした。
それで、本当の世界はどうなのか?を知りたくて、恩師の船越先生のお誘いもあってPRDに参加したんです。
そこに本当の世界の先端、トップレベルがある。
著名な先生の生のレクチャーが聴ける。
その喜びがとても大きかったのです。
それで、自分から外に出よう、学ぼう、と思うようになり、出るようになったのです。
そこに行けば、自分の探していたモノがある。
その先を指し示す、示唆してくれる話が聴ける。
そのお陰で患者さんを治せる。
と信じ、真摯に学んだのです。
そうすることで、私は世界のトップレベルを知ることができました。
今世界はどこまで来ているのか、行こうとしているのか、それを持ち帰り、自分の患者さんを治すのに使う、それが最大の目的、目標です。
だから、今年もPRDに行きましたし、11月にはAAPにも行きます。
有り難いことに、私自身はPRD2004、2007とプレゼンさせていただき、自分が即時荷重インプラント分野では世界の先端を行くようになれました。
その後は、世界がどこまで私と競っているのか、を見抜きたくて行ってます。
私と同じように治せる方には殆ど会えない、と感じてもいますが…
でも、学べることが少ないからずあるので、これからも世界の学会に出て学び続けよう、と思います。