元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

恩師「保科洋先生」との楽しい酒

2008年05月04日 | 作曲家 保科洋

連休初日です。
岡山は、もう初夏です。暑くてたまりません。

かみさんと、私の母校の大学を訪問しました。
大学のオーケストラの「BOX(部室)」を探します。
差し入れの大量のドーナツを持って。

指揮をしている保科先生を訪ねると、管(金管、木管)の合同練習中。
そのあと、弦も入れて全体練習。曲は、シベリウスの交響曲。

この練習場は蒸し風呂です。音漏れを防ぐため閉め切っています。
汗だくの先生ですが、70歳を超しているとは思えない精力的な指導。
手術により声が細くなっていますが、あちこちに指示が飛びます。

コントラバスの後ろに座って聴いていたら、突然タイムスリップです。
チェロやコンバスを向く先生が「私に指示している」錯覚です。
40年前の学生時代に戻った感覚。
その瞬間、懐かしさに過ぎた時間を想い、胸が熱くなりました。
おもわず涙が溢れそうになりました。

   

ホテルで着替えた先生とかみさんと3人で食事です。
魚の好きな先生との会食のため、予めお昼に店を訪問し、予約しておきました。
新鮮な鰆やヒラメ、中トロがイモ焼酎と合います。

「音楽合宿村」の構想を説明し、「村長就任」を正式に要請しました。
快諾です。「私を使って欲しい。できることは何でも」との先生のうれしい返事。
2年前から、お会いするたびに話してきました。あらまし理解していただいていました。

単なる合宿所でなく、クリニック(専門家によるレベルアップの指導)ができる「音楽村」の構想です。
先生の知人、音楽家の動員を約束いただきました。

「音楽村」を思い立って3年。正式始動です。
あとは、「廃校」の借用と運用の行政の見解待ちです。今週市と県の人達に会います。

   

40年前からの先生とのお付き合いです。楽しい酒を飲めました。
当時の懐かしい人たちとの「思い出」に話は尽きません。
先生の「暖かな人柄」を再認識です。
かみさんも横で聞いていて、「二人とも楽しそうだね」とのコメント。

「おかやまの夜」は幸せな気持ちで満たされました。

画像  指揮中の保科先生
     練習風景(たまたまベースの後ろに座って聴きました)
     保科先生(食事中にも電話です)
コメント (9)
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帰りなん!いざ「晴れの国 おかやま」へ。

2008年05月02日 | 娘達・家族

私の、黄金週間の始まりです。
今晩 東京から岡山に移動です。

ようやく長期の休みです。
といっても、やるべきが多いのです。

行程は、東京→岡山(家族)→新見(実家)→岡山→東京。
移動も時間とお金がかかります。

初日、「音楽村」村長に就任依頼のため、作曲家であり恩師の保科洋先生との食事予定。
連休に母校の合宿で指揮をしている先生を迎えに、30数年振りに大学訪問。
後輩達の練習を聴かせてもらいます。楽しみです。
その昔、オケの練習場がなく学内を転々としましたが、今はオケの新「BOX」があるらしい。
その場所を、現役学生指揮者がFAXしてくれました。

   

次の日は、地元のアマチュアのオケの演奏会をかみさんと聴きに行きます。
ブログを通じ、招待いただきました。1年先輩のチェロ弾きのMさんからです。
驚きました。ブログを読んでもらってコメントをもらったのです。
ここの常任指揮者は、後輩で同じふるさと出身者です。ホルンのうまい人です。

翌日は、古い実家の改装計画をお願いしている設計士さんと新見で打ち合せ。
母親や妹も一緒です。こんな機会でないと、兄妹の揃うことも少ないのです。
退職金の半分が、この改装で消えていきます。老後を心配しながらの出費です。

週明け、新見市の教育委員会で打ち合わせです。
正念場です。ここでのやり取りが「音楽村」を左右します。
行政も個人的には、協力的ですが、法律の壁が厚そうです。
ここでの決定後、地元の了解を取らねばなりません。
地元にとっても、廃校の活用は効率的ですが、「音樂」に対する価値観が共有できるか否か。
この地元説得には、行政と一緒に秋に訪問予定です。

   

そして最終コーナーは県の,NPO支援センターです。
NPOの申請業務や実態を教えていただきます。
事前のアポ取りに親切にアドバイスがありました。県の分室の人です。

22年度に岡山で開催される、「国民文化祭」の前年に「音楽村」
立ち上げがかなえば、最高のタイミングです。気運が盛り上がっているでしょうから。
全国の音楽関係者に、「音楽村」をPRする絶好の機会です。
訪れる人や、宿泊者が飛躍的に増える可能性があります。

仮称「おかやま音楽村」の立ち上げの為の重要な黄金週間です。

「言い出したら聞かない」私です。
その私に悩まされながらも、自由にさせてくれる家族に感謝です。
その家族に会えるのがうれしいことです。

画像  岡山の田園風景(家族は毎日この景色を見ています)
     音楽ホール(三女の通う音大のホールです)
     岡山のフラッグ(昔はこんな名前の通りはありませんでした)
コメント (3)
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