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微かに追い風が?廃校利用の「音楽村」に。

2008年05月20日 | NPO

廃校利用の緩和の「風」が微かですが、吹き始めました。

岡山県新見市でも、少子化と統合により、すでに15校が廃校です。
その上、近々数校廃校予定です。
新見市だけでもこの数ですから、全国では数千校にのぼるでしょう。

教育委員会によると、廃校利用に関しては、地元の意向が強く働くそうです。
廃校周辺の地元では、福祉施設の要望が強いとも。

新見市の廃校利用もここ10年で進んでいます。
国際大学、美術館、料理道場、診療所、ケアセンターなどなど。

新見をでて40年、実情を知らない「浦島太郎」状態です。
ウォンツやニーズに基づかない構想ですから、理解してもらうのに時間がかかるでしょう。

特に地元の有志の人たちとの擦り合わせが必要条件です。
ジェネレーションギャップと思い込みに気をつけながら進めたい構想です。

地域の活性化には、地域内外の力が必要です。
構想に賛同いただく大勢の人の後押しが要るのです
新見市に住んでいないけど、情報を提供いただける「村外村民(そんがいそんみん)」として。

つまるところ主旨に理解をしてもらうあらゆる世代の存在が鍵です。
連続性のない一過性の再利用構想は、自己満足だけで将来性がありません。

   

音楽合宿やクリニックを通じて、子供達に音楽の楽しさとレベルアップを図ります。
同時にミニ演奏会を通じて、地元のシニアたちへ「元気の源」を届けます。
予算の少ないアマチュアの発表の場や合宿所の提供も目的です。

地域のメンバーのみの活用では、運営が困難です。
県内はもちろん、中四国地方を対象に考えます。軌道に乗ればもっと広範囲に。
多くの子供達や、若者が新見を訪れてくれれば、新見も元気になります。

「音楽村」で孫世代の世話をするシニアの姿が見えます。
手弁当で指導いただく人たち、真剣に練習に取り組む子供達。
私の夢は果てしなく続きます。

画像   廃校利用の山陽新聞の記事5月初旬
      母校のチェロパート(女性が大半、四女の高校のOGも)
コメント (2)
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