連休初日です。
岡山は、もう初夏です。暑くてたまりません。
かみさんと、私の母校の大学を訪問しました。
大学のオーケストラの「BOX(部室)」を探します。
差し入れの大量のドーナツを持って。
指揮をしている保科先生を訪ねると、管(金管、木管)の合同練習中。
そのあと、弦も入れて全体練習。曲は、シベリウスの交響曲。
この練習場は蒸し風呂です。音漏れを防ぐため閉め切っています。
汗だくの先生ですが、70歳を超しているとは思えない精力的な指導。
手術により声が細くなっていますが、あちこちに指示が飛びます。
コントラバスの後ろに座って聴いていたら、突然タイムスリップです。
チェロやコンバスを向く先生が「私に指示している」錯覚です。
40年前の学生時代に戻った感覚。
その瞬間、懐かしさに過ぎた時間を想い、胸が熱くなりました。
おもわず涙が溢れそうになりました。
ホテルで着替えた先生とかみさんと3人で食事です。
魚の好きな先生との会食のため、予めお昼に店を訪問し、予約しておきました。
新鮮な鰆やヒラメ、中トロがイモ焼酎と合います。
「音楽合宿村」の構想を説明し、「村長就任」を正式に要請しました。
快諾です。「私を使って欲しい。できることは何でも」との先生のうれしい返事。
2年前から、お会いするたびに話してきました。あらまし理解していただいていました。
単なる合宿所でなく、クリニック(専門家によるレベルアップの指導)ができる「音楽村」の構想です。
先生の知人、音楽家の動員を約束いただきました。
「音楽村」を思い立って3年。正式始動です。
あとは、「廃校」の借用と運用の行政の見解待ちです。今週市と県の人達に会います。
40年前からの先生とのお付き合いです。楽しい酒を飲めました。
当時の懐かしい人たちとの「思い出」に話は尽きません。
先生の「暖かな人柄」を再認識です。
かみさんも横で聞いていて、「二人とも楽しそうだね」とのコメント。
「おかやまの夜」は幸せな気持ちで満たされました。
画像 指揮中の保科先生
練習風景(たまたまベースの後ろに座って聴きました)
保科先生(食事中にも電話です)