元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

ふるさと岡山での黄金週間は! 連休総集編

2008年05月11日 | ふるさとの母親

あっという間の岡山、新見でのゴールデンウィーク。
入社以来の長期休暇でしたが、過ぎてみればつかの間。

NPO設立や「音楽村」開村準備が目的でした。
単身の私の家族サービスや休息も、もちろんですが。

成果はありましたが、期待値はもっと高いものでした。
行政と突っ込んだ進展、実家改装の具体的なプランとスケジュールなど。

自分の想いだけでは、進まないことも実感。
もちろん相手があることだから当然ですが・・・。
性急に結果を求める習性が、長い間に身に付いてしまったのかも知れません。



反面 嬉しいことは、たくさんあったのです。
それは、人とのふれあい、旧友との再会。

「音楽村」村長を快諾いただいた作曲家であり指揮者の保科洋先生。
楽しい酒とおいしい魚が関係力をより強めてくれました。
30数年前の学生オケのひとりのOBの「夢」に賛同してもらったのです。
先生の存在がなかったら思いつかなかった構想です。

音楽を通じての、先輩・後輩の再会も感動です。
母校のオケの練習を聴き、先生から現役生に紹介され、挨拶。
地元のアマオケで現在も演奏している先輩や、コンバスの後輩夫妻にも会えました。



チェロを弾く四女やかみさんに、私の「青春時代」を見せることができました。
岡山のジュニアオケに入団が決まり、今日初めての参加の予定です。
学生時代には、想像もしなかった家族の岡山の生活と音楽との接点。

母親はかなり歳をとっていました。
足はいっそう衰え、歩く姿は痛々しい様子。
ただ息子のUターンと家の改装を、近所や知人に話しているそうです。
「大正女」の頑固さは、依然健在です。食欲も85歳と思えないほど旺盛。

     

「浦島太郎」のような私の帰還。田舎暮らしの大変さを感じます。
かみさんの不安はもっとあるはず。こちらも「昭和女」の意地か、口にしません。
「虫」の苦手なかみさん。子供たちもみな同じです。「蛇」は私の天敵です。

弟や妹は、兄貴の田舎生活は「とてもつとまらない」とからかいます。
今まで贅沢してきたこと、体力のないことなど。事実だから反論しません。

退職後のセカンドライフスタート直前の帰省。
ふるさとのある幸せを実感した一週間でした。

画像  桃太郎スタジアム(岡山陸上競技場)
     廃校の体育館(音楽村候補校)
     オケ練習風景(母校のオーケストラの管楽器)
     「クッキー」(母を守ってくれている雑種の犬、もう歳です)
コメント (3)
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