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「風紋」を保科先生の指揮で聴く贅沢な時間

2013年08月21日 | 作曲家 保科洋
週末 岡山シンフォニーホールで半日音楽三昧。

聴いたのは交響曲四曲の一楽章づつ、序曲など三曲、アンサンブル三グループ。
保科洋先生の作曲による「懐想譜」「風紋(オーケストラバージョン)」。
いずれも保科先生自ら指揮。延4時間にわたりました。

岡山大学交響楽団の定期60回の記念事業です。

     

演奏するのは、現役学生とOBたち。
広い客席で聴いているのは、演奏しないOB・OG。
聴いている人数より、ステージで演奏する人の方が圧倒的に多い演奏会。

卒業しても育ったオーケストラに愛着を持つ人たちが集まりました。
その年齢差 実に50歳。
演奏者の歳の差がこんな演奏会は、大学の演奏会では珍しいでしょう。
事前練習もなく、ぶっつけ本番の「初見大会」と銘打ってあります。

ステージには200人以上?が上がり、金管楽器などは、それぞれ20本くらいづつ。
バイオリンの最後尾はイスが並ばず、立って弾いています。
保科先生の指揮に4年以上も指導を受けた面々ですから、先生の意図を理解。
テンポの揺れ、「溜め」の勘所を体が覚えているのでしょう。

それにしても78歳とは思えない保科先生のエネルギー。
ゴルフでもパワー発揮。エイジシュートを数回やっているとか。
年回に数回、タイで2週間ほどゴルフに明け暮れる時もあると先生の奥様のお話。

     

私が学生のころからの常任指揮者の保科先生。
同じ学生オケを50年近く振ることなど世界的にも稀有のことでしょう。
先生を慕う学生・元学生が一堂に会する「感動の岡山」でした。




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