農業じゆう人

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食器洗い機

2018年11月01日 12時38分26秒 | 無題
   きょうから11月・・早いものですネ~ 今年も残すところあと2カ月になってきました?
    と聞いた?言った途端・・・今朝は前日などよりいっそう寒く感じました。
    (それでもきのう告別式で行った会津は、本当に凍えるかと思うほど寒かったです)
    (到着したころは、雨と風で4度、昼頃過ぎでも7度。 それに比べれば今朝はいい方かも)
   我が家なんぞ何もしないうちに1年が過ぎ去ってゆき、歳だけが重なっていくようです。
   考えることもせず‘まっ・いいか’がまかり通るようになってきています。 ダメですな~

   「食べるのはみんな。洗うのはひとり?」。 
     このキャッチコピーで家庭用食器洗い機の売り上げが伸び始めているという。
     「食後の片付けは嫌い」と思っていた女性たちの心をとらえたからだ・・とか?

   面倒な食器洗いが毎日行う行事になったのはいつからなのだろうか。
    江戸時代以来、庶民の食卓は「箱膳」や「銘々膳」だったという。 
    各自の膳は決まっていて箱膳の中には飯わん、汁わん、皿、箸を入れた。
    蓋を裏返して膳とし、わんや皿を並べて一汁一菜を盛って食べた。
   食後は食器をお湯ですすぎ布巾で拭く。 煮物や漬物の汚れはそれで十分。
    箱な中に食器を伏せて蓋をしめ重ねて置いた。 水場が遠く狭い家に住む庶民の知恵
    でもあったようです。 農繁期の農家や使用人の多い商家でも同様に食器を始末し、
    水洗いするのは月に2,3度ほどであったそうだ。
    箱膳は戦後も使用され地域によっては1955~60年ごろまで続いたそうだ。

   都市部では大正末期から昭和初期にかけて「ちゃぶ台」の利用者が増えていった。
    食器も各自のものだけでなく共用の器が増え食卓はにぎやかになった。
    衛生観念の高まりとともに毎食後の食器洗いが始まった。

   50年代半ば、高度経済成長期に入り団地が相次いで建設されるとダイニングテーブル
    と椅子が普及。 食の洋風化が加速し油物も増えると食器洗いは毎日欠かせないもの
    となったそうだ。 こんな時に食器洗い機は登場したという。
           

    60年、松下電器産業(現パナソニック)が国産第一号を5万9千円で発売した。
    当時の公務員の初任給の4倍と高価な上、洗濯機を改良した形は実質的ではなかった。
    68年には卓上型が出て他社も販売を開始した。  同年「暮しの手帖」が行なった
     商品テストでは汚れが落ちず、「卑劣な食器洗い機」と酷評されたという。
    それから半世紀、コンパクト化や静音化、多様な食器の形にも対応し落ちにくい米粒
     卵などに向く食洗機用洗剤の開発など進化してきたが、普及率はまだ30%弱なん
     だそうです。 欧米と比べ「食洗機後進国」といわれているそうだ。
     台所が狭く設置場所に困る住宅事情や手間を嫌い、短時間で確実に仕上がる手洗い
     を続ける人も多いようです。 (我が家では貧乏のためいまでも手洗いです)

     最新のキャッチコピーは「子供との時間を少しでも長く楽しく」と変化したが、
     当面は機器の導入より、夫が「きょうは皿洗うよ」と言ってくれた方がいい・・。
     「家事メン」の増加が家族の時間を豊かにしてくれるのを期待しましょうネ!

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