インバウンド需要による宿泊費の高騰など、旅行にかかる費用の値上がりが続いている。 物価高が家計を
圧迫し、余暇にかけられるお金が減っている人も多いだろう。 お得に夏の鉄道旅行を楽しむためのポイ
ントを紹介します。
節約を心がけるなら、まずは比較的安い運賃で遠くまで移動できる鉄道の企画切符での移動を検討しよう。
歴史が長く知名度も高いのが、全国のJRの普通・快速列車の普通車自由席などが乗り放題になる「青春1
8きっぷ」。 移動距離の長い旅行でお得に使えるが、2024年冬季の発売分から仕様が変更されたこ
とには注意したい。 以前は1枚5回分で、5人で日帰り旅行に使ったり、1人が間隔をあけて5回使っ
たりできた。 現在は1枚のきっぷで1人が3日間、または5日間連続で使う仕様だ。
地域ごとに使えるお得な切符もある。 「JR東海☆夏の乗り放題きっぷ」は、ネットで予約「EXサービ
ス」から、熱海駅ー米原駅のいずれかの駅まで東海道新幹線を利用することを条件に、JR東海の在来線
が2日間乗り放題になる。 例えば、東京駅ー熱海駅の区間を東海道新幹線で移動したあと、静岡地区の
在来線で鉄道旅が楽しめる。
「東日本のんびり旅パス」は、JR東日本のフリーエリア内の普通・快速列車の普通車自由席や、バス高速
輸送システム(BRT)に土休日を含む連続3日間乗り降り自由。 例えば、1日目は東京から福島、2日
目は福島から新潟、3日目は新潟から東京、という旅も可能だ。 JR東日本のフリーエリア内なら「青
春18きっぷ」より安い。.
大阪・関西万博で訪れる人が増えている関西エリアでもフリー切符が使える。 大阪のJRと地下鉄が1日
乗り放題になる「大阪スマートアクセスパス」や、神戸・姫路の公共交通機関が2日間乗り放題で、観光
施設の利用券もセットになった「ひょうごアクセス2dayパス」などがある。
北海道では、札幌近郊の普通・快速列車の普通車自由席が土休日の1日乗り放題になる「一日散歩きっぷ」
がおすすめ。 使えるエリアには新千歳空港のほか、美瑛、富良野、小樽、室蘭などが含まれるため、各
地のイベント参加や日帰り旅行などに使える。
子ども限定の企画切符も。 「こどもぼうけんきっぷ」は、小学生以下限定で、JR九州の普通・快速列車
及びJR九州バスの路線バスが1日乗り放題となる切符。 別に特急券を購入するとJR九州の特急列車
や新幹線にも乗れる。 「子ども四国フリーきっぷ」も小学生が対象で、JR四国の特急自由席が1日乗
り降り自由。 同行する大人用の切符(1万2000円)もある。
これらの企画切符は、利用期間や発売期間が限られており、お盆などの期間は除外される場合もある。 乗
車できるエリアと列車や座席の種類、追加料金を支払えば特急や新幹線に乗れるかなどの点も確認が必要
だ。 最近ではインターネットやアプリからしか購入できない企画切符も増えている。 購入や発券の方
法もチェックしておきたい。
旅の計画を立てる際に、人工知能(AI)を活用するのも手だ。 目的地を決める際には、自分が行きたい場
所のイメージを伝えよう。 最も安価な交通手段や所要時間も聞けるし、近くにある景勝地や地元の料理
を提供する飲食店も答えてくれる。 間違った情報が提示されることもあるためうのむにはできないが、
旅のイメージを広げ、日程を組み立てる手段には使えそうだ。
試しにAIに「インバウンド需要が少なく、涼しい」「東京からアクセスがいい」目的地を聞くと、いく
つか候補を提案された。 その中で栃木県の那須高原を選び、交通手段について聞くと「最安値を重視し
た場合は在来線(JR宇都宮線)、乗り換えなしで楽に移動したい場合は高速バス、時間を節約したい場
合は新幹線」との答えだった。 使いたい企画切符を活用した旅行計画も立ててくれる。 例えば「青春
18きっぷの3日間用を使って、大阪から山陰方面に2泊3日で旅をしたい」などの条件で相談できる。
私共も以前にJRの企画切符を利用して、ほぼ北海道を回ってきました。 疲れましたが北海道は広い!
ということを実感したのと、味わいのある旅ができた!と思っています。
圧迫し、余暇にかけられるお金が減っている人も多いだろう。 お得に夏の鉄道旅行を楽しむためのポイ
ントを紹介します。

節約を心がけるなら、まずは比較的安い運賃で遠くまで移動できる鉄道の企画切符での移動を検討しよう。
歴史が長く知名度も高いのが、全国のJRの普通・快速列車の普通車自由席などが乗り放題になる「青春1
8きっぷ」。 移動距離の長い旅行でお得に使えるが、2024年冬季の発売分から仕様が変更されたこ
とには注意したい。 以前は1枚5回分で、5人で日帰り旅行に使ったり、1人が間隔をあけて5回使っ
たりできた。 現在は1枚のきっぷで1人が3日間、または5日間連続で使う仕様だ。
地域ごとに使えるお得な切符もある。 「JR東海☆夏の乗り放題きっぷ」は、ネットで予約「EXサービ
ス」から、熱海駅ー米原駅のいずれかの駅まで東海道新幹線を利用することを条件に、JR東海の在来線
が2日間乗り放題になる。 例えば、東京駅ー熱海駅の区間を東海道新幹線で移動したあと、静岡地区の
在来線で鉄道旅が楽しめる。
「東日本のんびり旅パス」は、JR東日本のフリーエリア内の普通・快速列車の普通車自由席や、バス高速
輸送システム(BRT)に土休日を含む連続3日間乗り降り自由。 例えば、1日目は東京から福島、2日
目は福島から新潟、3日目は新潟から東京、という旅も可能だ。 JR東日本のフリーエリア内なら「青
春18きっぷ」より安い。.
大阪・関西万博で訪れる人が増えている関西エリアでもフリー切符が使える。 大阪のJRと地下鉄が1日
乗り放題になる「大阪スマートアクセスパス」や、神戸・姫路の公共交通機関が2日間乗り放題で、観光
施設の利用券もセットになった「ひょうごアクセス2dayパス」などがある。
北海道では、札幌近郊の普通・快速列車の普通車自由席が土休日の1日乗り放題になる「一日散歩きっぷ」
がおすすめ。 使えるエリアには新千歳空港のほか、美瑛、富良野、小樽、室蘭などが含まれるため、各
地のイベント参加や日帰り旅行などに使える。
子ども限定の企画切符も。 「こどもぼうけんきっぷ」は、小学生以下限定で、JR九州の普通・快速列車
及びJR九州バスの路線バスが1日乗り放題となる切符。 別に特急券を購入するとJR九州の特急列車
や新幹線にも乗れる。 「子ども四国フリーきっぷ」も小学生が対象で、JR四国の特急自由席が1日乗
り降り自由。 同行する大人用の切符(1万2000円)もある。
これらの企画切符は、利用期間や発売期間が限られており、お盆などの期間は除外される場合もある。 乗
車できるエリアと列車や座席の種類、追加料金を支払えば特急や新幹線に乗れるかなどの点も確認が必要
だ。 最近ではインターネットやアプリからしか購入できない企画切符も増えている。 購入や発券の方
法もチェックしておきたい。
旅の計画を立てる際に、人工知能(AI)を活用するのも手だ。 目的地を決める際には、自分が行きたい場
所のイメージを伝えよう。 最も安価な交通手段や所要時間も聞けるし、近くにある景勝地や地元の料理
を提供する飲食店も答えてくれる。 間違った情報が提示されることもあるためうのむにはできないが、
旅のイメージを広げ、日程を組み立てる手段には使えそうだ。
試しにAIに「インバウンド需要が少なく、涼しい」「東京からアクセスがいい」目的地を聞くと、いく
つか候補を提案された。 その中で栃木県の那須高原を選び、交通手段について聞くと「最安値を重視し
た場合は在来線(JR宇都宮線)、乗り換えなしで楽に移動したい場合は高速バス、時間を節約したい場
合は新幹線」との答えだった。 使いたい企画切符を活用した旅行計画も立ててくれる。 例えば「青春
18きっぷの3日間用を使って、大阪から山陰方面に2泊3日で旅をしたい」などの条件で相談できる。
私共も以前にJRの企画切符を利用して、ほぼ北海道を回ってきました。 疲れましたが北海道は広い!
ということを実感したのと、味わいのある旅ができた!と思っています。