農業じゆう人

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「ひねり」で筋肉を刺激

2017年12月03日 12時37分05秒 | 健康
   運動時に全力を出しているつもりでも、筋肉の細胞「筋繊維」がフル稼働していない!
   そんなことがあることをご存知でしょうか?
   「ひねり運動」で眠っている筋肉を刺激して、身のこなしやシェイプアップをしません?

   人が動くとき、体では複数の筋肉が連鎖して動いています。 
   例えば歩行時・・力が地面から足の筋肉に伝わり、その後お尻や体幹、上肢に伝わって
    体が前進する仕組み。 たくさんの筋繊維が働いていると、スムーズで理にかなった
    身のこなしが実現する。
   ところが実際は、筋肉を構成している筋繊維の全てが動いているわけではない・・。
   一般的な筋力アップのトレーニングは、筋肉の直線的な伸び縮みが中心です
   筋繊維を単一的に動かすだけだと、常に使う筋繊維と使われない筋繊維に分かれてしまう。
   筋肉が収縮する活動(筋活動)を活性化するには、働いている筋繊維を増やすことが重要。
   そのためには神経刺激と、効果的な筋活動の連鎖が必要だという。
   そこでダイナミックなひねりの運動の効果に注目し、段階的に取り組むことが大事・・。
      
   まずは「腕ひねり」(上記図の上段)から。両腕を横に伸ばし、右腕を前に、左腕を後ろにと、
    親指から回していく。 できるだけ丁寧にゆっくり回そう・・。 これ以上回せないところ
    まで来たら、前後を入れ替えて反対方向に回す。(往復で10回程度)
    眠っている筋がじわじわと目覚めていくのを感じるとろう・・・!
   本格的に取り組むなら「脚の内外旋」(上図下段)を試すとよい。
    足を前後に開き、前にした脚を、膝を90度に曲げながら持ち上げ、軸足の後ろ側に
    ゆっくり下ろす。下ろした脚を再度持ち上げて、元の位置(軸足の前)に戻す。
    往復5~10回程度が目安で、反対の足も同様に上げ下ろしする。
     脚をいきなり高く上げすぎないように注意したい。
    続いて、多くの筋が周りに付着している股関節をひねる。
 電車の中や家事の合間に手軽に取り組めるのは、床につま
 先をつけたまま、膝を開く・閉じる動作(左図上下段参照)
 小さな動きだが、繰り返すことで効果が期待できます。

 仕上げの全身運動は、体幹ひねり(上図上段の右側)。 
 両足を腰の幅に開き、軽く重心を落して構える。
 右足に重心を乗せて、左脚を上げて右足の斜め後ろへ。
 同時に左腕を右側にパンチするように突き出す。
 続いて、移動した足と腕を最初の構えに戻し、今度は反対側
 の足と腕を同様に動かす。左右の動作のセットを10回程度
           繰り返す。
     軸足の後ろに下ろす足の位置を、軸足から徐々に遠くすると効果が上がるが、
     無理は禁物。 上半身と下半身がねじれるのを感じる程度で十分です。

     いずれの運動も、体軸をまっすぐに保ちながらひねるとより効果的だという。
     背中の筋からお尻の筋まで、腰部にある筋膜を通って対角線上につながって
      いるからだそうです。
     一つの筋肉を単一的に鍛えるだけでなく、複数の筋肉の連鎖を活用した
      機能的な運動を取り入れて、美しくしなやかな身のこなしを目指しましょう!!

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