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藤原宮近くに 大規模瓦工房?

2023年07月08日 12時35分38秒 | 話題
  日本で初めての瓦ぶき宮殿が建てられた藤原宮(694~710年、奈良県橿原市)跡に近い日高山瓦窯で
  新たに窯跡が見つかり奈良文化財研究所が29日発表した。 計6基の瓦窯が並び、宮の造
  営初期に瓦を供給した大規模拠点とみられる。
     
  6基には瓦を入れる焼成部が平らで、日干しレンガを用いた「平窯」と呼ばれる構造の窯も
  あり最古例。 同時代に中国に類例があり、宮の造営に当たり当時の最新技術を取り入れた
  らしい。
      
    説明する奈良文化財研究所の研究員

 日高山瓦窯は藤原宮の南門・朱雀門から南に約300㍍。 藤原宮に瓦を供給した工房は複数
  あるが、宮の最も近くに立地する。 以前に3基が見つかり、同研究所が2021年にレー
  ダー探査を実施。 他にも複数の窯があると想定されていた。
 
 跡地では焼成部のほか、炎を起こす燃焼部、煙突に当たる煙道などがあった。 藤原宮造営は
  680年代に行われ、日高山瓦窯は造営初期に短期間操業したらしい。 生産された瓦は主
  に宮を囲む瓦ぶきの塀「大垣」で使われたと考えられ、当時作られたとみられる瓦も多く見
  つかった。  探査では6基以外にも反応があり、瓦窯はさらに増える。

  現地見学会は7月1日 午前11時~午後3時に行われたそうです。 物好きな私にとって
   は少々残念でした。 何かの機会があったら行ってみたいです。

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