動画投稿アプリ「TikTok(テイックトック)ではやっている遊びをまねた子どもの
ケガが相次いでいる。 禁止する学校もあり、医師は「重商につながりやすい」と
警鐘を鳴らす。
問題となっているのは、「スーパーマ
ンチャレンジ」。助走をつけてスーパ
ーマンのような体制でジャンプした人
を数人が腕で受け止め、反動で空中に
放り上げるという、非常に危険を伴う
遊びです。
東京都立小児総合医療センターには今月4日、チャレンジに失敗したという中学2
年の男子生徒が運び込まれた。 両手首を骨折し前歯も欠け、全治2か月の重傷。
"岸部医師"が生徒のスマホ画像を見ると、友人3人に2~3㍍の高さまで放り上
げられて顔からコンクリートの地面に落下していた。
岸部医師は「こんな危険な遊びがはやっているのか」と驚いたという。
青森県の女性の高校3年の息子は学校の廊下で友人6人に放り上げられ手後頭部
から落ち、翌朝まで首を痛めたという。 「重い後遺症が残ることもある。 被
害者や加害者になって人生が大きく変われば、『遊び』では済まない」。
対策をとる学校も出てきた。 沖縄県南城市では市内の中学生が腕の骨を折る事故
があり、市教育委員会は今月、市内の小中学校に注意を呼びかけた。 県内では
複数の小中学校が「危険な行為のまねをしない」などと禁じる文書を出した。
佐久医療センター(長野県)の"坂本医師"によると、12月に入り、関東や関西の複
数の医師から、重傷例が報告されっという。 「頭蓋骨骨折や意識障害など思い
ケガの可能性もある。 動画投稿のため撮影している場合が多く、「より注目を
集めようと無謀なチャレンジをしがち。 安全対策も後手になっている」と指摘
する。
ティックトック広報によると、動画の存在は認識しており、関連動画を検索できな
くなるなど対策しているという。 「危険なチャレンジを助長、推奨するような
コンテンツは許容しない」とする。 兵庫県立大の"竹内教授(制度指導論)”は「子
どもが危ないことをして目立とうとするのは昔から変わらないが、SNSでは過
激になりやすく、重大なケガを招きかねない。 学校や家庭で、どんな結末にな
り得るのかを繰り返し教え続けていくしかない」と話している。
ケガが相次いでいる。 禁止する学校もあり、医師は「重商につながりやすい」と
警鐘を鳴らす。

ンチャレンジ」。助走をつけてスーパ
ーマンのような体制でジャンプした人
を数人が腕で受け止め、反動で空中に
放り上げるという、非常に危険を伴う
遊びです。
東京都立小児総合医療センターには今月4日、チャレンジに失敗したという中学2
年の男子生徒が運び込まれた。 両手首を骨折し前歯も欠け、全治2か月の重傷。
"岸部医師"が生徒のスマホ画像を見ると、友人3人に2~3㍍の高さまで放り上
げられて顔からコンクリートの地面に落下していた。
岸部医師は「こんな危険な遊びがはやっているのか」と驚いたという。
青森県の女性の高校3年の息子は学校の廊下で友人6人に放り上げられ手後頭部
から落ち、翌朝まで首を痛めたという。 「重い後遺症が残ることもある。 被
害者や加害者になって人生が大きく変われば、『遊び』では済まない」。
対策をとる学校も出てきた。 沖縄県南城市では市内の中学生が腕の骨を折る事故
があり、市教育委員会は今月、市内の小中学校に注意を呼びかけた。 県内では
複数の小中学校が「危険な行為のまねをしない」などと禁じる文書を出した。
佐久医療センター(長野県)の"坂本医師"によると、12月に入り、関東や関西の複
数の医師から、重傷例が報告されっという。 「頭蓋骨骨折や意識障害など思い
ケガの可能性もある。 動画投稿のため撮影している場合が多く、「より注目を
集めようと無謀なチャレンジをしがち。 安全対策も後手になっている」と指摘
する。
ティックトック広報によると、動画の存在は認識しており、関連動画を検索できな
くなるなど対策しているという。 「危険なチャレンジを助長、推奨するような
コンテンツは許容しない」とする。 兵庫県立大の"竹内教授(制度指導論)”は「子
どもが危ないことをして目立とうとするのは昔から変わらないが、SNSでは過
激になりやすく、重大なケガを招きかねない。 学校や家庭で、どんな結末にな
り得るのかを繰り返し教え続けていくしかない」と話している。