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「鉄道の日」

2022年10月14日 12時33分20秒 | 話題
  汽笛一斉新橋を‥と、新橋~横浜(開業当初は今の桜木町駅)間を鉄道が走ってから
   きょうで150年になりました。

  2011年は東日本大震災が起きた年として私たちの胸に深く刻み込まれている。
  でも、同年7月、新潟、福島両県を集中豪雨が襲い、死者・行方不明者が多数出
   たことを覚えていますでしょうか。 多くの住宅が被害を受け、自衛隊が災害
   出勤した。 この年、天は福島に非常だった。
  インフラも破壊された。 福島・会津若松と新潟・小出駅を結ぶJR只見線は、
   3本の橋梁が崩落した。 特に被害が甚大だった奥会津の山あいの区間は、バ
   スによる代替輸送を余儀なくされた。 災害から11年。 今月1日、不通区
   間の工事が終わり、只見線は全線復旧した。 この日を待ち望んだ沿線住民の
   感慨は、いかばかりか。

  先日、ミニシアターで「霧幻(むげん)鉄道 只見線を300日撮る男」という記録
   映画が上映されていた。 四季折々の沿線の美景を撮り続ける郷土写真家の日
   々を追う。 霧が立ち込める鉄路の画像などをネット上で発進したところアジ
   アの人びとの注目を集めた。 インバウンドを呼び込み沿線振興の起爆剤に。
   そんな期待も膨らむ‥。
  ただ、巨額の地元負担を伴う復旧を採算面で疑問視する声もあるという。
   「只見線が1本につながってこそ意味があると考えるのは共同幻想」。 外部
   の識者が財政支出をチェックする福島県の包括外部監査報告書は指摘する。

  日本初の鉄道が開業して、きょうで150年。 全国のローカル線の生末が案じ
   られる「鉄道の日」である。

  話題の只見線は私も全線は乗ったことはありませんが、会津若松から会津宮下ま
   では何回となく乗車しています。 四季折々乗車していますが、どの季節時に
   乗ってもとても素晴らしい線です。 本数が少ないのが欠点ですがそれを差し
   引いても乗車する価値のある路線です。 途中の会津柳津は見どころあり。
   各地域には温泉も多数あります。 ゆっくり楽しむのには最高です。

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