きょうは二十四節気の「大寒」です。 一年中でもっとも寒さが厳しいころです。
日がしだいに長くなり、春へ向かう時期でもあります。 今朝の当地の気温は「-4.3度」。
そんな寒いなかなのに、馬鹿の一つ覚えとは怖いもので今朝も毎朝
恒例のウォーキングに出かけました。ウォーキングも3分の2を過
ぎ体も温まってきていたなか用水路脇にたたずんでいたアオサギ。
縮まって本当に寒そうに見えましたので、カメラを向けたところ立
ち上がってしまったのが左の写真です。それまではジッとしていて
オイオイ大丈夫かよ?と思うほどでした。 それを見た私共の方が
❛おお寒むう~❜と感じたほどでした。
各地でそんな寒い日が続く中すでに冬眠に入っているであろう「ヒグマ」。 そのヒグマ
が昨年来北海道各地でヒグマの出没が急増し、死傷者が過去最多を更新するなど被害が
深刻化しているというニュースをよく耳にした。
背景にはヒグマの生息数増加などが指摘されてるそうだ。 これまでヒグマの保護を重視
してきた道は出没抑制や出没時の対応の強化を図るが、即効性のある対策はまだ見当た
らないという。 専門家は「危険度がさらに高まる可能性がある」と警鐘を鳴らす。
札幌市東区の住宅街で昨年6月、体長約1.6㍍、体重158㌔の雄のヒグマに住人ら4
人が襲われ負傷した。 現場はJR札幌駅の北東約3㌔。 地元住民は「ヒグマが出た
記憶はない」と驚いていると話していた。 北海道警や道庁によると、昨年のヒグマ目
撃通報は2197件で、過去7年で最多。 今年度(昨年4月以降)の人的被害は死者4人
を含む12人で、統計が残る1962年度以降で最悪地なったそうだ。
ヒグマの生態に詳しい北海道大大学院の“坪田教授(野生動物学)”は「これまでは山裾付
近が中心だったが、市街地の出没が増え異例の事態」と懸念する。
なぜ市街地での出没が増えたのか。 原因の一つと
されるのが生息数の急増。北海道では66年度以降
冬眠から目覚める時期に「春グマ駆除」を行ってき
たが、絶滅の恐れがあるとして90年に廃止された。
その影響もあり、道によると2020年度の推定生
息数は約1万1700頭。90年度の約5200頭
から30年間でほぼ倍増した。酪農学園大の“佐藤
教授(野生動物生態学)”は、人間に追い回された経験が
ないヒグマが増えたことも一因と指摘している。人
間を恐れなくなったことで、繁殖期に雄からの攻撃
を避けるため、子連れの雌や若い雄が森に近い住宅
地に現れたり、森に食料が少ない8~9月、エサを
求めて市街地の農地や果樹園に出没したりするよう
になった可能性があるという。
道は17年、人身被害防止とヒグマ保護の両立を目
的に管理計画を策定。人間に害をもたらす個体のみ
を駆除し、人とのあつれきを減らす想定だった。
だが市街地への出没増加を受け、今春に改定する計画の素案では、害を及ぼさないヒグ
マも含め「個体数調整の可能性やあり方の検討を開始する」と踏み込んだそうです。
被害を減らすために駆除が必要かどうかを検討するという。
緑化計画が進む札幌市に対しては「生息地の山奥から緑地を伝わって市街地に出て来る」
との指摘もあるそうで、都市計画の見直しを求める意見もあるそうです。
ただいずれも効果が出るまでに時間がかかるのは否めない。 坪田教授は、栽培を放棄
された果物の木の伐採や、ゴミの出し方の見直しなど地道な対策を続けながら「人間
とヒグマの生活圏を分け、市街地への侵入経路を減らす方法を模索するしかない」と
訴えているそうです。 自然界との共存という難しい問題だと思いますが両立できる
環境の整備、是非整えてほしいものだと思います。
日がしだいに長くなり、春へ向かう時期でもあります。 今朝の当地の気温は「-4.3度」。
そんな寒いなかなのに、馬鹿の一つ覚えとは怖いもので今朝も毎朝
恒例のウォーキングに出かけました。ウォーキングも3分の2を過
ぎ体も温まってきていたなか用水路脇にたたずんでいたアオサギ。
縮まって本当に寒そうに見えましたので、カメラを向けたところ立
ち上がってしまったのが左の写真です。それまではジッとしていて
オイオイ大丈夫かよ?と思うほどでした。 それを見た私共の方が
❛おお寒むう~❜と感じたほどでした。
各地でそんな寒い日が続く中すでに冬眠に入っているであろう「ヒグマ」。 そのヒグマ
が昨年来北海道各地でヒグマの出没が急増し、死傷者が過去最多を更新するなど被害が
深刻化しているというニュースをよく耳にした。
背景にはヒグマの生息数増加などが指摘されてるそうだ。 これまでヒグマの保護を重視
してきた道は出没抑制や出没時の対応の強化を図るが、即効性のある対策はまだ見当た
らないという。 専門家は「危険度がさらに高まる可能性がある」と警鐘を鳴らす。
札幌市東区の住宅街で昨年6月、体長約1.6㍍、体重158㌔の雄のヒグマに住人ら4
人が襲われ負傷した。 現場はJR札幌駅の北東約3㌔。 地元住民は「ヒグマが出た
記憶はない」と驚いていると話していた。 北海道警や道庁によると、昨年のヒグマ目
撃通報は2197件で、過去7年で最多。 今年度(昨年4月以降)の人的被害は死者4人
を含む12人で、統計が残る1962年度以降で最悪地なったそうだ。
ヒグマの生態に詳しい北海道大大学院の“坪田教授(野生動物学)”は「これまでは山裾付
近が中心だったが、市街地の出没が増え異例の事態」と懸念する。
なぜ市街地での出没が増えたのか。 原因の一つと
されるのが生息数の急増。北海道では66年度以降
冬眠から目覚める時期に「春グマ駆除」を行ってき
たが、絶滅の恐れがあるとして90年に廃止された。
その影響もあり、道によると2020年度の推定生
息数は約1万1700頭。90年度の約5200頭
から30年間でほぼ倍増した。酪農学園大の“佐藤
教授(野生動物生態学)”は、人間に追い回された経験が
ないヒグマが増えたことも一因と指摘している。人
間を恐れなくなったことで、繁殖期に雄からの攻撃
を避けるため、子連れの雌や若い雄が森に近い住宅
地に現れたり、森に食料が少ない8~9月、エサを
求めて市街地の農地や果樹園に出没したりするよう
になった可能性があるという。
道は17年、人身被害防止とヒグマ保護の両立を目
的に管理計画を策定。人間に害をもたらす個体のみ
を駆除し、人とのあつれきを減らす想定だった。
だが市街地への出没増加を受け、今春に改定する計画の素案では、害を及ぼさないヒグ
マも含め「個体数調整の可能性やあり方の検討を開始する」と踏み込んだそうです。
被害を減らすために駆除が必要かどうかを検討するという。
緑化計画が進む札幌市に対しては「生息地の山奥から緑地を伝わって市街地に出て来る」
との指摘もあるそうで、都市計画の見直しを求める意見もあるそうです。
ただいずれも効果が出るまでに時間がかかるのは否めない。 坪田教授は、栽培を放棄
された果物の木の伐採や、ゴミの出し方の見直しなど地道な対策を続けながら「人間
とヒグマの生活圏を分け、市街地への侵入経路を減らす方法を模索するしかない」と
訴えているそうです。 自然界との共存という難しい問題だと思いますが両立できる
環境の整備、是非整えてほしいものだと思います。