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首都圏でまた積雪

2022年02月10日 12時32分34秒 | 地域
  東海や近畿、北海道に大雪をもたらした「立春寒波」が一段落し、天気図に変化が出てきたようだ。
  南岸沿いを低気圧が通り、太平洋側で天気が崩れやすくなってくるという予報がでている。
  今日から明日にかけては関東の平野部でも雪になる可能性があるが、計算モデルによって予報に
   まだばらつきがあるようです。 上空の寒気や低気圧の発達具合など条件のわずかな違いで結果
   が大きく異なり、予報官泣かせの天気だと予報士の皆さんが嘆いているという。

 日米欧の数値予測によると、10~11日と13~14日ごろに
 南岸低気圧が通る。 特に今日の低気圧は首都圏を含む太平洋側
 で雪をもたらす公算が強い。(朝はまだ雨だったが雪に変わった)
 予報によると東京23区では5㌢になると予測。ただ気温によっ
 て大きく変わるという。 都心では先月6日の積雪でも転倒する
 人や、交通にも障害が起きているので注意が必要だ。
 経験的には南岸低気圧が八丈島付近を通ると雪になりやすいとい
 われている。目安に過ぎないが、今回はそうしたコースをどうも
 通りそうだ。東海沖に新たな低気圧が発生し、これが東進しなが
 ら発達して大雪をもたらす可能性もあるようだ。
 南岸低気圧のコースが多少陸地寄りでも、上空の寒気が強ければ
 雪になる。上空約1500㍍の気温が氷点下3度以下だと雪の可
 能性があり、同6度程度なら大雪の恐れがある。今回は氷点下3
 度を少し下回る程度の気温が予想されている。降水が早めに内陸
 部で始まると、雪や雨が水蒸気に変わる過程で周りから熱を奪っ
 て空気を冷やし、冷気がたまる現象が知られる。この冷気が平野
 部に向けて流れ出すと気温が下がる。0度に近づくと積雪のペー
 スが速まり、氷点下になれば平野部でも1時間に3㌢前後積もる。

  低気圧の接近に伴って東寄りの風が強まると、比較的暖かい海面の影響を受けて気温が高めになり
   途中で雨に変わることがあるという。 北~北北西の風なら雪として降り続けることが多い。
   降水は11日朝まで続くと予想され、最後まで雨に変わらなければ10㌢以上積もってもおかし
   くない。 今回の雪はその可能性も十分あるという?

  コンピューターで局地的な現象まで精度よく予測するのは難しく、常に最新の情報を入手する必要
   がある。 2月の雪の後は春めくこともあるが、今回はそうはならず低温が続く見通しだ。
   積雪した場合、しばらくは路面凍結の恐れがあります。 お出かけの際はご注意を!
   (先月の雪の際は、翌日の朝は恒例のウオーキングも危険なので中止しました)

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