Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

高級ケーブルが普及しなかった理由

2024年08月21日 | ピュアオーディオ

現在活性化中の自宅2階のSP-LE8Tシステム。ケーブル材をほぼ私のNo2グレード(市販品では超最高級クラス)で電源ケーブル・ラインケーブルで構成している。まだ時々、片chから音が出なくなる時がある。しかし終息に向かっている事は確かだ。



オーディオ趣味の方の一番の関心事は機器を揃える事もあるかも知れないが、その先に有るのは「音質アップ」がある。誰でも良い音質で再生をしたいと考えている。

40年前頃から「高音質ケーブル」が出始めたが、一般に普及するまでには至っていない。それは何故か? オーナーが「目先の事」しか見ていないからだ。ケーブルに凝る人の事を「電線病」と云う一言で片付けて、本質を見ようとしてこなかったからだと思う。「着眼大局」出来る様な「観察力・洞察力」を持った方が少ない。特に「オーディオ評論家」に「観察力・洞察力」、「着眼大局」出来る様な器の大きな方がいなかった。

本当に良いケーブルは「機器を活性化」する。その過程で、「ふん詰まり」を起こす。そうなると「音のバランスが崩れ」て、従来の音質より「聴き辛く」なる。ひどい場合は、今回のSP-LE8Tシステムの様に、両chから音が出なくなったり、片chからしか音が出なくなる。あるいは「ノイズ」に一時的に悩ませられる。これらの症状は「良いケーブル」が故に発生する「前段階」で有る。しかし、実際に使っているオーナーさんから見れば「故障」と捉えられても仕方のない症状である。オーナーさんの力量で「音質グレード」は変わって来るとも云える。

1本¥50万円もする様な高級ケーブルを、使った事のある方のコメントを探しまくって一時期読んでいた。それらのコメントには方向性がある。⓵交換当初は非常に良くなった。 ②3日から1週間使い続けると音のバランスやヌケが悪くなる ③結果的に判断して「このケーブルは良くなかった」の結論に至る。

こうやって高級高音質ケーブルは、誤った評価を受けて「没」になってしまっている。私から言えば「理屈」を考えないド素人の判断としか言いようがない。何故交換直後に良い音が出たのか?・・・真剣に考えられていない。良い音が出るにはそれなりの理屈がある。悪い音が出るのも当然その理屈がある。「着眼大局」して判断がなされていない事が原因であろう。「RCAケーブルの比較試聴を15分おきに実施」とか、「毎日電源ケーブルのソケットのピンを磨いている」とかの話をまことしやかに話す方もいるが、私には「原理」が分かっていない方の言としか言いようがない。この様な誤った話がまかり通っているのがオーディオ趣味の世界。挙句の果ては「オカルト」の世界と断言する方もいる。

電気は「技術の世界」である。ただ知られていない症状が「良いケーブル」を使う事によって出るが、それは理屈で説明できる。再現も可能である。


オーディオ趣味は本来孤独な趣味

2024年08月20日 | ピュアオーディオ

オーディオを始めた頃は、知らない曲を知る事で大きな感動を味わった。個人的に「クラシック音楽」が好きで、12才頃からFMラジオからスタートした。自分で働いてステレオを買える様になったが、若い頃は、雑誌を読んで、ハイエンドマニアの写真を見て、「超高級機」に憧れた。安月給では当然買えない訳で、雑誌を読んで知識を深めるにとどまった。子育てが終わり、50才を過ぎて自分の好きな事が出来る環境になった。ただ、音楽は個人によって好きな音楽ジャンルや演奏が異なる。家族でさえも否応なく音は聞こえる。多分に子供や奥さんには「嫌な音楽」を聴かせたのかも知れない。現在は「音楽部屋」に一人で籠って、自分の好きな音楽を楽しんでいる。


オーディオ趣味は、個人的な趣味で、大量の人を幸せにするとは限らない。自分の使いたい機器やユニットを使って、「音質アップ」をしても、他人は「それがどうした?・・・」と云う程度で、自己満足の世界であろうと思う。

個人的に「良い音楽を良い音質で、良いシステムで聴きたい」と願ってここまで来たが、そんな生活を20年も続けて来ると、「これで良かったのか?」と云う疑問も出て来る。

自宅2階のシステムも漸く峠を越えて来た様である

2024年08月19日 | ピュアオーディオ

自宅2階のシステムの「活性化」中による「不具合」も峠を越えて来た様である。先週が「峠」だった様に思える。
不具合の状況は
⓵左右のSPから「ボツ」と云うノイズが出る。ノイズが出てから音が出始める。
②繁茂に音が出たり、出なかったりする症状を繰り返す。
③ ②の症状を左右両chで繰り返し、音が全く出なくなることもしばしば。(こう云う場合は電源SWを切って、5分ほどして入れ直す)


ノイズが気になり始めたのは7月からだから、もう1ヶ月以上前からだ。現在の状況は、アンプのSWオンしたら、左右両chから時間差を置いて「ボツッ」というノイズが出る。暫くそのノイズが繰り返されるが、10分もすればノイズが無くなり、正常な再生が出来る。先月どころか4月以降、アンプ類のケーブル類の取り外し等一切行っていない。SPケーブルのみSPの入れ替えで触っているが、基本的な部分は何処も触っていない。何処も触っていないのも関わらず、この様な「不具合」が発生して、音質アップをして来ている。

推測しているのは「大量の信号が来て」、素子(パーツ)がオーバーフローしている状況だと思う。症状的には「リーク」で有ろう。(電気が正常に流れない)しかし、これまでの経験から、この様な症状は「活性化途中」に起こる不具合で、そのまま鳴らし続ければ収まって来る。完全に収まって来たら音質が「覚醒」している。

オリンパスシステムも自宅のメインSP-707J+αシステムも、この嫌な「活性化期間」を通り越して、「活性化」させて現在使用中。

システムの「覚醒」は鳴らし込みの賜物

2024年08月18日 | ピュアオーディオ

ステレオシステムを「活性化」(覚醒)させる状況に「一喜一憂」してはならない。オリンパスシステムでは、レビンソンNo431LにFXヒューズを3本投入して、半年間の「鳴らし込み」で「活性化」(覚醒)した。その間は「ボン付く低音」であった。辛抱強く「鳴らし込み」を繰り返して、漸く「ヌケた」サウンドになった。他にはアキュフェーズのアンプは最低3ヶ月以上の期間を要した。



今回はプリ・パワー・SPと3つの機器の活性化である。毎日の変化にシビアに対応するのは愚の骨頂。長い目で「着眼大局」しなければならない。期間は長い。1ヶ月ぐらいは「いらいら」の時と考慮して置くべきと思っている。
今までで最長の「活性化」期間は3年かかっている。一般のケーブルでは考えられない「症状」だとおもう。「音質アップ」どころか「音量アップ」する様なケーブルさえ信じられないだろう。しかし、私は「音量アップ」するケーブルを作成し、それを具現化している。そして、それを「実現」している。オーディオマニアには信じられない事だと思う。個人的には「原理・原則」を考えて対策したにすぎない。
ケーブル類は「必要条件」で忘れてはならない。4Mが変わればすべてが変わる。

インドアとアウトドアの趣味の組み合わせ

2024年08月17日 | 写真・カメラ・林道ツーリング

18才でオーディオ入門し、20才頃には「定年退職したら音楽三昧」を夢見ていた。それも、51才から夢を実現し、既に20年が経過した。「音質」の分野まで手を伸ばし、お気に入りの質感にして楽しんでいる。


バイクの趣味は「風を切って自分でコントロール」している処が好きです。林道ツーリングで30Kmぐらいのスピードで、のんびりとトコトコ走って、良い景色が有ればカメラで写真を撮って・・・と云うのがスタイルです。その関係でカメラの趣味の始めました。


NIKON D3とD300の時の写真かな? D300はD800Eを買ったので入れ替わりました。始めはバイクに乗ってショルダーバッグを背負っていましたので、小型のペンタックスMEやMXを使っていましたが、NIKON F3を買ってその写りの良さでNIKONオンリーになりました。現在でもF3TとF-100のフィルムカメラを持っている。殆ど防湿庫で眠っているが・・・。

現在の外気温は36℃有る。この気温では外歩きや、バイク乗りが出来ない。必然的にインドアの趣味一辺倒になる。個人的には「体を動かして」いたいのだが、熱中症も怖いので我慢するしかない。35℃以上の猛暑日が1カ月近く続いている。身体がどうにかなりそうです。



自宅2階の状況・・・活性化途中

2024年08月16日 | ピュアオーディオ

自宅2階のシステムは、スピーカーにSP-LE8Tを指定して実施している。現在活性化中なのは、①サトリミニプリ ⓶サトリミニパワーアンプ ③SP-LE8T の3種類。


Rchから音が出なくなる原因は、プリアンプにある様だ。プリアンプの電源をON・OFFするとRchから音が出る様になる。Lchから音が出なくなるのは、ミニパワーアンプの様だ。パワーアンプのON・OFFで音が出て来る様になる。


音量が大きくなったり小さくなったりするのはSPの可能性が高い。いずれにしてももう少し時間がかかる。2時間正常に音が出ていると思って、アンプのSWを切って再度ONしても、元の良好な状態に復元しない。イライラしてしまうが、焦ってもどうにもならない。ひたすら「ただ鳴らし込む」だけを繰り返すしかない。過去に何度も同じ様な「活性化」に作業をやり、経験を持っているから我慢できる。

何故「SP-LE8T」に拘るか?

2024年08月15日 | ピュアオーディオ

何故D208システムを持っているのにSP-LE8Tに拘るか?・・・と云えば、10数年前に事務所で鳴らしたSP-LE8Tは「38㎝クラスのスケール感」を出して来たから・・・と云う経験が有るから。



現在の状況は、アンプの「活性化中」で左右の音がまともに出ない状況で(型chしか出ない・それも交互に異なる不安定さ)、故障かも知れないと思える状況です。しかし、徐々に左右の音が揃って出る様になって来た。これで「苦行」は終わるが、まだ「抜けきっていない」症状は続いている。こちらの症状は「LE8T」が活性化していない事が主因。


LE-8Tが「活性化」すると「38㎝クラスのスケール感」が出て来る。現在は「抜けていない」音で、まだまだ「鳴らし込み」不足の状態。



この写真は、10数年前にSP-LE8Tを鳴らしていた時の写真。この時は、後ろのRCA Wフロントロード(38㎝×2発)のSPが鳴っている様なスケール感を出していた。とんでもない性能を出していた。サウンド的には「これで十分」と思えるサウンドだった。ただ「質感」がコンプレッションドライバーの音に比べると、コーン型特有のサウンドで若干劣る。JBL#375をうまく鳴らすとLE8Tの届かない世界を出してくる。


SP-LE8T(6セット目)はまだ入手して1年半にも満たない。「鳴らし込み不足」で活性化していない。D208システムは既に「活性化」している。現状ではD208システムに「質感」・「スケール感」で勝てない。早く追いつきたいと思うが、あと1ヶ月は最低掛かるだろう。

ソース機器やアンプを活性化させ、更にSPも活性化させる等と云うこと自体、オーディオマニアにはショッキングな発言だろう。多分私以外はこの様な事は言わないと思う。しかし私は、「機器を活性化」させるスキルを持っているし、現実に、何セットも作り上げた技術者である。現に、オリンパスシステムや自宅のメインシステムはその証明になる。好き嫌いはあるだろうが「一つのオーディオの世界」を作り上げている。このノウハウや技術は誰も知らないと思う。


オーディオ以外の趣味

2024年08月14日 | 写真・カメラ・林道ツーリング

オーディオ以外にも趣味が有る。カメラもその一つ。サブシステムのフジPRO-1とヘキサノンARレンズ。もう使う事のないフィルムカメラも3台所有。


マニュアルレンズも集めている。マニュアルレンズなので露出とフォーカスを自分で決めて撮る。マニュアルで撮ると「自分で撮った」気がする。一時期、カメラを8台持っていた時期も有るが、お守りし切れないことが分かって、現在はメインにNIKON#D3、D800Eを据えて、PRO-1をサブに3台にしている。D3が古くなったので買い替えようか?迷っている。


バイクも40才から始めて、10台くらい遍歴をしたが、HONDA XR250にしてから落ち着いた。オンロードバイクは力のない私には重すぎて危ない。オフロードバイクは軽くて扱いが易い。トコトコとのんびりと林道を走るのが好きです。もう3年ほど林道ツーリングに出かけていない。久し振りに山道を走りたいですね。

他にも読書は毎日1時間くらいは読む。ウォーキングも現在は暑くて出来ていないが、2~3万歩は毎日歩く。

現在6つのシステムを鳴らしている

2024年08月13日 | ピュアオーディオ

音楽部屋のメインのオリンパスシステムを午後は毎日鳴らして楽しんでいる。サラリーマン時代と変わって、毎日好きなだけ聴ける「自由」は有るが、制約がない日が毎日となると、音楽を聴いて「感動」する事が少なくなる。20才頃に「シューマン/グリーグのピアノ協奏曲」を聴いて「大感動」した事が忘れられない。


音楽部屋のサブシステム(DITTON15とサンスイSP-2005)の2セットも毎日鳴らしている。こちらはBGMですね。



自宅2階のシステムです。D208システムとSP-LE8Tです。どちらも「内部配線」を「特殊な銀線」にしています。現在、サトリのアンプの「活性化中」でトラブル的な音の出方をしているので、安心して聴くことが出来ない。万が一、アンプのトラブルでSPが破損するかも知れないので、D208システムは避けて、SP-LE8Tを繋いでいる。D208と組み合わせているフィリップスのツイーターは、多分もう2度と手に入らないユニットなので壊したくない。2セット用にプリアンプとパワーアンプは別にストックしている。


毎日午前中は自宅のメインシステムで軽めのJAZZやクラシックを楽しんでいる。このシステムをリクライニングシートに座って聴いていると、いつしか眠ってしまう。実に心地よいサウンドに仕上がっている。SPユニットが鳴っている感じがなく、JBLのオールドユニットばかりの構成で、実に柔らかいサウンドに仕上げている。それでいて、ゴリッとした質感も出せる。

オーディオマニアとしては至福の時ですね。もうこんな生活を20年も続けている。そろそろ身仕舞も考えなくてはならないと思っている。何時かは「1セット」に縮小しなければならない。

連日「猛暑日」が続いている

2024年08月12日 | ピュアオーディオ


当地では連日「猛暑日」が続いている。近くの太宰府では連続猛暑日が23日続いている。多分今年は新記録を出すだろうと予想されている。毎日、午後はクーラーの入った部屋でオリンパスシステムを楽しんでいる。幸せな時間である。


今までに集めて、聴いていなかったCDを楽しんでいる。システムについてはもう完成しているので触る処が無い。「お守り」して行けば良いだけである。



オーディオ趣味はイニシャルコストが高い。贅沢品と捉えられているから、年収の何倍もの金額をつぎ込まないと思うようなシステムにならない。ソースも数多く集める事になる。一度作り上げてしまえば、ランニングコストは意外と安く済む。電気代と修理費用になる。

今思うと、「何でオーディオなんぞに嵌まってしまったのだろう?」と反省する事も有る。もっと良い趣味が有っても良かったのでは?