現在自宅2階のシステムを活性化中である。昨年2月からサトリのアンプを引っ張り出して「活性化」を図っている。不具合の症状が出始めたのが、1年以上経ってからだ。アンプやソース機器、SPで「活性化」が起きる。
しかしその症状は、基本的に「ふん詰まった音」が出て来るのが正常な反応である。「ボン付く低音」等もその範疇であろう。要は「機器の作り」の堅固さによって出て来る不具合の程度も変わるものであると思われる。
例えば、パイオニアのC3+M4やアキュフェーズのC290、マドリガル・レビンソン等の高級アンプ類では「音が出なくなる」様なトラブルは出ない。サトリのアンプは「簡易的な作り」だから、その症状がひどく出るのだと思う。作りのしっかりしたアンプ類では酷い症状は出ない。多分に「ふん詰まった音」ぐらいが正常な「高音質ケーブル」の弊害だろう。ただ、大型で複雑なアンプ類は「活性化期間」が長くなる傾向がある。最低2000Hrを見ていないといけない。1日に2時間程度使って約3年掛かる計算だ。現にC3+M4は3年半かかった。レビンソンNo431Lも2000Hr以上かかっている。