Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

どんな機器も使って見ないとそのメリット・デメリットが分からない

2024年08月27日 | ピュアオーディオ

10数年前にアムクロンのPSA-2と云うパワーアンプを使って見た。サウンド的には好ましいサウンドで、低域の「ズシリ」と来る質感は得難いと思った。しかし、この機種には、私の感性を受け入れないモノが有った。それは「ファンの音」と云うか、風洞の風切り音がひっきりなしに出て来ると云う事。ファン自体は「静音ファン」に交換したが、本質は前部の空気窓から取り入れる「風の音」だった。この風切り音が気になって音楽に集中できない。


フロントパネルにスリットが入っていて、ここから外気を取り入れる。この時にこのスリット部が「鳴く」のです。以後は「ファン付きのアンプ」を避ける様になりました。



マッキントッシュMC2500やMC2600を手放したのも「ファンの音」が気になった事も一因です。MC2500やMC2600は単体で60Kgも有り、一人では動かすのにも難儀します。そんな事も実際に使って見て実感しました。30代・40代では何とかなる事も、60代・70代になると何ともなりません。先を読んで行動する事が必要です。