Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自宅システムのサウンドは「フルレンジ静電型SP」の様なサウンド

2022年01月11日 | ピュアオーディオ

JBLのユニットをメインに使ったシステムで、低域D130(16Ω初期型)、#375+ゴールドウィング、175DLH、#2405を使い、更にグレートハイルドライバーとDECCAリボン型SPユニットを使っています。現在6ユニットを同時に鳴らしています。どんなサウンドを出しているかと云うと、「威圧感」が殆どなく、フルレンジ静電型SPの様な音の出方をさせています。


OLYMPUSシステムも殆ど同じようなJBLのユニットを使っていますが、低域をLE15にしているので、パワフルで有りながら緻密なサウンドを出す様にしています。組み合わせるアンプで、出てくるサウンドも大きく変わります。

使って見たかったスピーカー「ハーツフィールド」

2022年01月10日 | ピュアオーディオ

「JBL:ハーツフィールド」は、一度は使って見たかったSPです。150-4C×2と灰色#375とゴールドウィングとの組み合わせ。高域用に#2405を足して使って見たかった。1950~1960年代の代物だ。とても手の出る価格ではないので、オーディオ道場さんで聴かせていただいた。(写真も同)素直に良いサウンドだと思う。風格も有る。当時は「モノラル」の時代で、ステレオにするなら2台要る。ステレオに対応するために「パラゴン」が出て来た。しかし、パラゴンは一体型の為、本当のステレオを得るには、湾曲した処に耳を持って行かなければならない。


「音楽部屋」のオリンパス箱(C50 S6仕様)は1960年頃の箱です。パラゴンとほぼ同じユニットグレードを使っています。昔の大型スピーカーは「家具調」です。オリンパス箱は洋間でも和室でもインテリアとして馴染みます。OLYMPUS箱の特徴である「菱目格子」は、現在作ると片側だけで¥50万円以上かかります。


自宅システムでJAZZを・・・

2022年01月09日 | ピュアオーディオ


ヨーロピアンJAZZのカレル・ボエリー・トリオを良く聴きます。録音にはチョッと問題が有りますが、録音の良さと音数の多さで気に入っています。



録音は3人が別々の部屋で演奏して、ミキシングされているので、どの楽器もセンターを中心に出て来ます。本来の演奏配置とは違った配置音で最初は戸惑いました。クラシック音楽をJAZZトリオで演奏しているので、クラシック好きの私には耳に馴染み易いのかもしれません。


2000年以降の録音ですので、録音は優秀です。


他にも、ルイス・ヴァン・デュークトリオの演奏も良いですね。夜一人で静かに楽しんでいます。

soundはOLYMPUSシステムが一番

2022年01月08日 | ピュアオーディオ

毎日1時間でもと鳴らす為に「音楽部屋」に通っている。CDもMDもFM放送も全ての次元が一番高い再生能力を有している。維持する為には不具合な部分の修理もして行かないといけないが、「鳴らし」てやる事が一番大切だ。


7SPユニットすべてを一緒に鳴らしている。JAZZのシンバルの音など「面前で生演奏」している雰囲気が有る。ギターのセミプロさんに聴かせたら「生音」だと云われた。一般のステレオの範疇は軽く超えている。この様なサウンドは他では聴けないグレードだろうと思う。


このサウンドを出せるのは機器の選定も有るが、半分以上は「ケーブル類」のグレードの高さだ。ケーブル類のグレードを上げると「激変」して来た。この辺に価値観がないと「お金」をシフト出来ない。ステレオの再生音は、ケーブル類も含めた「総合力」で決まる。

自宅システムも本格運用開始

2022年01月07日 | ピュアオーディオ


自宅システムも完成して約2ヶ月、漸く本格運用出来る様になりました。私の場合、クラシック音楽(特にオーケストラ)が上手く鳴ってくれないと癒されません。


スピーカーは10年前に完成していましたが、ドライブするアンプが固まっていませんでした。


ドライブするアンプも固まり、鳴らし込みもほぼ満足できる内容になりました。最初に聴いたCDはベーム/ウイーンフィル:ブルックナー「ロマンチック」です。さざめく弦楽器のトレモロと、遠くでホルンが鳴っている出だしのサウンドがイメージ通りに鳴っています。

自宅システムは「小音量」でオーケストラを楽しむ様にしています。それでいてスケール感等は大きな表現をする様に仕上げました。濃密な音の厚みでさざめく弦楽器は嬉しいですね。

ALTEC#604-8Gにも特注仕様が有る

2022年01月06日 | ピュアオーディオ

一般的なALTEC#604-8Gです。


#614箱内も620A箱内も604-8Gが入っています。



ホーン部後ろのカバーが「青色」(ブルー)に変更されています。合わせて、ネットワークも16Ω仕様にALTEC本社に特注している物です。今となっては、ALTEC社が消えていますので、同じ仕様にする事は出来ません。


ブルーのカバー一つでユニットの印象がかなり変わります。こちらのユニットを使った620Aは、あるお医者さんが使っていらっしゃいます。


ウーレイ社ではホーンが「青色」(ブルー)でしたが、同じユニットでもかなり性能が落ちている様に感じました。

2007年頃のOLYMPUSシステム

2022年01月05日 | ピュアオーディオ

2005年にOLYMPUSシステムやSP-707Jシステムの原型を購入しました。2007年頃のOLYMPUSシステムの状況です。この頃から6SPユニットシステムでした。ハイルドライバーだけが有りません。


ハイルドライバーは2008年頃に入手して、ハイルドライバーの「有る・無し」の比較試聴を随分としました。その結果、「有った方が自然に感じる」と判断して導入を決めました。その後、SP-707JやRCA Wフロントロードシステムにも導入して行きました。3セットのハイルドライバーを揃える為に随分苦労しました。運送事故で3セットがパーになりました。

ウーレイ#813Bの改造

2022年01月04日 | ピュアオーディオ

ウーレイ#813Bも昔使っていました。手作りネットワークで場所を取るので、JBL#N1200(旧型)を使って、コンパクトな内部構造にして使っていました。

低域がWウーハー仕様になっていたが、高域が18KHzくらいまでしか出ない。


こんな感じで内部配線していました。


JBL#N1200(旧型)を使って1200Hzで2ウェイにして使いました。


完成形です。高域のノビが足りないので、珍しいピラミッドのツイーターを使って、高域をカバーしていました。息子宅のメインに3年程使っていましたが、RCAフロントロードシステムと入れ替えしました。総合力ではRCAフロントロード箱システム(8SPユニットシステム)+3ウェイマルチアンプには勝てませんでした。SPユニットが少ない分だけ、清楚なサウンドに感じました。

2015年頃からソース機器に凝った

2022年01月03日 | ピュアオーディオ

2015年頃からソース機器に凝った。オープンリールデッキも5~6台購入しましたが、使い勝手からDATやMD機に向かった。DAT機も5~6台購入したが、現在は2台残っている。メインはMD機が増えて来た。


局用MD機もDENON製やSONY製・TEAC製を使っていました。MD機は1990年代の製品が多い。当時、個人的には仕事・仕事・仕事で1980~2000年まで、オーディオ機器を触る暇もないくらいに仕事と子育てに追われていました。その為、MD機との出会いが無かったのです。MD機を知ったのが2015年頃で、既にまともに動くMD機が少なくなっていた。


1990年代と云えばもう既に20~30年前の製品で、機器の寿命としては限界に近い。特にピックアップメカの予備品が無いので、壊れたら一巻の終わりです。他に、電源部のコンデンサーの容量抜けが多い。(夏場は動くが、冬場は動かない様な機器)


DM-9090の1台は電源部のコンデンサー交換のメンテをして使っています。残る1台も予定しています。古い機器はやはりメンテをしないと動かなくなります。「どこが悪いか?」(消耗部)を理解しないと修理費用が大きくなります。悪い部分をスポット的に直せれば費用が小さくなります。

スペンドール BC-Ⅱは「枯れた音?」

2022年01月02日 | ピュアオーディオ

スペンドール BC-Ⅱは面白いスピーカーでした。雑誌では「枯れた音」の名器とオーディオ評論家の皆さんが褒められていました。「枯れた音」て何?と思って手に入れました。2005年頃には手元に有りました。


BC-2の説明は以降のURLを参照ください。「オーディオの足跡 」https://audio-heritage.jp/SPENDOR/speaker/bc-ii.html

20cmコーン型と3.8cmドーム型の2ウェイにスーパーツイーターの3ユニットシステム。


2013年音楽部屋のサブシステムの最初のSPでも有りました。内部配線をシルバースターシリーズの配線に交換して使っていました。非常に表情豊かな表現をしていました。これ位で止めておけば良いものを、最近のSPシステムの増殖ぶりは目も当てられないです。そろそろオーディオも卒業ですね。