OLYMPUSシステムは「音質」に拘ってシステムを組んだ。当初は低域に「モノラルアンプ」を選んで使っていた。原理的にはモノラルアンプの方が音質が良いと思っていた。しかし、電源ケーブルやラインケーブルのグレードを上げて行くと、その差が殆どないのでは? と思われる現象が出て来た。
クラッセのCA-2200の時に思ったが、電源ケーブルの断面積が2倍になればモノラルアンプにする必要が無い・・・と悟った。
クラッセCA-2200と同じ200W/chでもメーカーが変わればドライブ力が変わる。現在はレビンソンのNo431Lにして、内部のヒューズ3本をFXヒューズにして、音の厚みが中域や高域の管球アンプと対等に渡り合えるようになった。その為に2年間の鳴らし込みを必要とした。一朝一夕では本当の姿は見えて来ません。