Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

アナログプレーヤーのカギは幾つも有る

2022年01月17日 | ピュアオーディオ

アナログ再生のカギは幾つも有る。例えば「カートリッジ」。写真はオルトフォンSPU-GEのカートリッジ。MC型なので昇圧トランスが要る。カートリッジも色々使って見たが、SPU-GEにして「音の線の太さ」がやっと分かった。このカートリッジを使い出してから他のカートリッジには見向きもしなくなった。多分EMTのカートリッジも同じ部類だと思うが、他を探す事を止めた。終着点になるだろうと思っていた。


1990年以降、オルトフォンからSPUの後継機が次々と出て来た。その中の一つSPU-RE(リファレンス)を入手して聴いたら、SPUの基本形は同じでも「音数」がビックリするくらい増えていた。結局SPU-GEは予備機になってしまった。



アナログプレーヤーでは他にも「回転の正確性」や「回転の慣性モーメント」、アーム、テーパーターンテーブルや敷シート等でも相当に音が変化する。触れる処が山ほど有るが、やってもやってもきりがない。何処かで止めないと前に進めなくなってしまう。



アナログプレーヤにも結構な投資をしたが、現在ではCDに取って代られて出番が少ない。