Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自宅システムのパワーアンプの入れ替えを考えている

2021年09月20日 | ピュアオーディオ


自宅システムのサウンドは、音圧感を感じないでFLATなサウンドだと思う。これはこれで良いサウンドだと思うが、それは、私の目指していたサウンドとは違う。低域用と高域用のTr型パワーアンプでは出ない音だと思う。


中域に使っているWE101Dppパワーアンプを低域に、中域にもう1台のWE101Dppパワーアンプを持って来て、高域にGE6550Sアンプを持って来たら望むサウンドになると思う。オール管球アンプの世界だ。問題は、GE6550Sアンプをどこに置くかだ?棚板の高さを調整しても、GE6550Sアンプが収まらない。ディネッセンのパワーアンプの場所は高さ不足で入らない。何とか工夫して使える様にしたい。


GE6550(KT88)シングルアンプ。オリンパスシステムの高域用アンプの2号機。これ1台でALTEC604系のSPを軽々とドライブします。下手なプッシュプルアンプを軽く凌駕します。


こちらがWE101Dppパワーアンプー1号機。整流管はオールド・ムラードの5AR4に交換済。整流管一つで音質が数段アップします。

私のシステムの音の特徴

2021年09月19日 | ピュアオーディオ

私は現在2つのメインシステムを完成させている。その特徴の一つが「3ウェイマルチアンプシステム」で、中域や高域に「管球アンプ」を組み合わせて使っている。中・高域に使っている「管球アンプ」は100万円を超えるTr型アンプのSN比を越えている。


低域の瞬発力はTr型アンプでないとコーン型ウーハーをコントロールできない。しかし、中・高域にコンプレッションドライバーを使っているので、管球アンプの方が「音の厚み」の処で優位性が有る。

Tr型アンプと管球アンプを一緒に使って、「音色の統一」が取れるのか?と疑問に思う人もいると思う。ここで重要なのが「ケーブル類」である。ケーブル類でそのシステムのサウンドや音色が決まると思う。私は、電源ケーブルやラインケーブル、SPケーブルはおろか、SP内部配線、管球アンプ内部配線までも同じ配線材を使っている。全て統一して使っている。だから、ケーブルの「質」に非常にこだわっている。最高に良いケーブル材を自分なりに作ってたどり着いた世界です。

soundは初心者でも、耳の良い上級者でも非常に良く分かるサウンドだと思う。耳障りのない緻密な音がステージ感を持って鳴っている。良くコントロールされたサウンドだと思う。ただ、部屋の条件があまり良くないので、「本領発揮」させられないのが残念。


管球アンプは今後難しくなると予測

2021年09月18日 | ピュアオーディオ

管球アンプをまだ6台所有している。出力管もWE101D・STC4033L・GE6550の3種類に絞って来た。当然予備球もストックしている。


整流管もアンプ毎に異なっており、CV378や5U4G・5AR4等形や大きさが、アンプの形態に合わせて組み合わされている。


前段管も珍しい球から、12AU7や12AX7・12BH7等色々ある。当然これらの球も予備球をそれぞれストックしている。

問題は、ストックしている間にも「真空管の劣化」が進んでいる事だ。真空管アンプに凝りだして、一時は10数台所有していた時期が有るが、良い音質の球が1940~1950年代の球である事。既に50年以上前の球で、新品を入手するすべはない。かといってロシア球や中国球を使う気にはならない。

日本でも松下・日立・東芝と云った大きな電気機器の会社が作っていた時期が有る。それでも英国やオランダ・ドイツの球と比較すると、「音質」は5段落ち位している。

「真空管の劣化」で一番気になる処が、ガラス部とソケット部の「接合」の部分。当時の接着剤で50年も持つのか不安である。現代の接着剤でも20年経てば信頼度は1/10以下くらいになる。ストックしながら良い真空管が壊れていくのは堪らなく嫌な気分になる。


マーシャルDSL-401コンボアンプを受け取りに行って来た

2021年09月17日 | その他

DSL-401コンボアンプの修理が終わっていたので、予定では金曜日(17日)でしたが、台風14号が来るので、一日前倒しで受取って来ました。往復4時間は疲れます。


アンプが来たので、シェクターのギターを鳴らして見ようと思ったが、「調弦」が安定しないし、弦高が高く、調整が必要です。おまけに、このシェクターのギターはピッキングゾーンが狭い。手の大きな私にはチョッと窮屈です。手首のミュートをするとピックアップの上をピッキングする様になる。買い物を失敗しました。現物に当たって見ないと分からない処です。メリット・デメリットは裏返しですから、使える様に工夫するしかないですね。


その点、YAMAHA セッションⅡ#912は前オーナーが良く調整されていて、すぐ使える状態。ピッキング場所の幅も大きく、楽々と弾き易い。実際弾いていて感触が抜群に良い。

取り合えず最後の「エレキギター」入荷

2021年09月16日 | その他


個人的に、「自宅用」と「音楽部屋用」に2種のエレキギターを用意しました。今回は、「自宅用」にSCHECTER (シェクター) DIAMONDSERIES (ダイヤモンドシリーズ) Omen Extreme-6 を用意しました。斬新なデザインと虎杢のデザインが気に入りました。


トップの虎杢が特に気に入りました。


デザイン的には「弦」が直接リアから出ています。実際に弾いてみると、YAMAHA SESSION-Ⅱ #912 と同じ感覚になります。右手の手の位置に何もない様な感覚で非常に弾き易いです。重量も軽く扱い易いです。2ハムバッカーTYPEでレスポールに近い感覚です。



YAMAHA  SESSION-Ⅱ #912 も右手のピッキングする位置がすっきりしていて弾き易く感じます。やはり、ある程度の高級品になると「手を入れる」必要が有りません。

当面はこの2台が有れば十分でしょう。他にも練習用に3台有りますので、その内処分する事になるでしょう。残るはマーシャル バルブステートの修理に出したアンプを受け取る事で機材の確保は完了します。

マーシャルDSL-401コンボアンプの修理完了の連絡を受けた

2021年09月15日 | その他


マーシャルDSL-401コンボアンプの修理が完了した連絡を受けた。今週の金曜日に受け取りに行く事にした。

不具合のEL84 1本を交換した以外は他には一切触っていない。スタンバイSWがショート状態だったとの事。裏面の端子を交換されたとの事。他にも半田付けのおかしい処が有ったそうだ。

本来は直ぐに引き取りに行きたいが、この2~3日のうちにまたエレキギターが入荷する。その為に、こちらに居なくてはならない。

今月でエレキギター(2台)とコンボアンプ(2台)の高級化を終わって、後は練習するだけにしました。漸く16ビートが出せる様になった。まだ安定的に出せないので、ひたすら練習するだけです。

自宅システムは音のバランスの調整中

2021年09月14日 | ピュアオーディオ

先週の木曜日(9日)に修理済みを受け取って来て、即日、SONY TA-3200Fと交代させました。2000Hrの鳴らし込みの終わった本来のパワーアンプに戻りました。


RCAソケットとSP端子を上質なものに交換したので、既に交換済の中域・高域と音数や音の出方が揃って来ました。ただ、以前のチャンデバの低域レベル4ではチョッと物足りなくなって来ています。昨夜は5に上げて、ヴォーカルや弦楽合奏、ピアノソロと聴いてバランスを確認しています。繋いだ直ぐと、3日後ではバランスが変わっています。最終調整です。

チャンデバの中域と高域はゲインレベルはMAXに固定しています。出来るだけ上げて落ち着かせたいです。

YAMAHA セッションⅡ 912 ではノイズが出ない

2021年09月13日 | その他

YAMAHA パシフィカ(エントリークラス)とマーシャルMG-50DFXの組み合わせでは「ノイズ」が非常に大きくて、MG-50DFXが活性化していないからだろう・・・と思っていた。


同じYAMAHAの#912との組み合わせでは、ノイズは全くない。出ない。


パシフィカをVOXのアンプに繋いでみると、やはりノイズが出る。パシフィカの5段切り替えSWを触ると「ノイズ」の大きさが変わる。どうやら「接触面」の不具合か?・・・パーツの信頼度の問題か?表面の酸化膜の問題か?・・・実際に使いながらその原因を探っていくしかないだろう。

最近はギターを沢山仕入れていますが、その軍資金は「余剰真空管の処分」で済ませています。物からモノへの移行です。残りの人生を考えると2セット(単純に20年分)有れば十分です。過剰な真空管は手放す方が良いと思いました。

YAMAHA SESSION-Ⅱ 912 エレキギターを1日弾いてみての感想

2021年09月12日 | その他

非常に使い勝手の良いギターですね。重量も軽く感じますし、指抑えも楽だし、ピッキングもゆとりが有ります。出てくる音も非常に表情豊かな音で、上手い方が弾けばさらに表現力が上がると思います。使い出したら手放せないでしょう。


今までのお気に入りのギターと比較すると、スピード感だけは、私の手の入ったパシフィカの方が上ですね。反応の良さは優れています。ただパシフィカはエントリーモデルなので、使って有る各部のパーツのグレードの差を感じます。配線材や半田材だけではどうしようもないのが、本体の質と各パーツのグレードです。

また、ギターを仕入れました

2021年09月11日 | その他

また、ギターを仕入れました。YAMAHAの1986年頃のSESSION-Ⅱ 912 エレキギターです。裏面に乾電池を入れないと音が出ません。急いで乾電池を入手して「音出し確認」をご近所のセミプロさんにお願いしました。


ハードケース付きのモノを選びました。1986年と云うとバブル前の日本の景気が良かった頃のモノです。既に35~36年も経っています。


1973年頃、オーディオ仲間でギター好きの方から、米国の良い木材をヤマハがギター用に大量に仕入れている・・・と云う情報を教えてもらっていました。木材は「自然乾燥」で5年から10年程かかると聞いていました。オーディオやっていてギター好きな方は結構多い様に思います。どちらも共通項は「音楽」です。


ペグはYAMAHAオリジナルより良いものに交換されて、(ゴトー製?)前オーナーが使っていた様です。


良く使い込まれています。金メッキがくすんだり、剥がれたりしている箇所が有ります。

さて出て来た「サウンド」は、「なかなか味のあるサウンド」でした。高級パーツが使って有る様で、エントリーシリーズのギターとは一線を画す「表情豊かなサウンド」でした。これ位のサウンドが出れば、手を加える事は必要なさそうです。私にはもったいないグレードのギターだと思います。入荷したばかりなので、明日からじっくりと弾いてみたいと思います。これに、DSL-401コンボアンプを組み合わせればもっと音の厚みが出ると思います。