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Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

Exclusive M4のファーストインプレ

2018年01月21日 | ピュアオーディオ


Exclusive M4が入荷したので早速プラグ類やSPケーブルを馴染ませています。プリアンプはC3がまだ未入荷ですのでサトリのミニプリアンプを使いました。接続したばかりの直後はどんなアンプでも「キツイ」音が出ます。低域が出て来ませんので「痩せた音」で面白いハズも有りません。それを我慢しながら聴くのもつらいので、FMを流しっ放しにしてウォーキングに出かけ、昼食を終えて、5時間ほどするとかなり聴き易くなっていました。



C200+P300の方で聴いていたMDをM4の方にかけ替えて聴いて見ると、チョッと音がまだ細いですね。ウォームな音の感じは出ています。ケンソニックのアンプラインは2ヶ月も先輩ですから、「鳴らし込み」も進んでいます。おまけにヒューズの交換も終わっています。ケーブル類による活性化の進捗度が違いすぎますので、単純に比較して白黒付けても意味有りません。この場面で大切なのは、活性化した後の音の予測で「好みの音の範疇に収まるか?」です。その意味では予想以上に良いという感触です。

逆説的に言えば、ケンソニックのアンプラインのサウンドはかなり「活性化」度が上がっていますね。現時点ではM4は相手になりません。月曜日にC3が入荷予定です。しばらくはまったくのオリジナルの状態で3か月程度は鳴らし込んでから、その先を考えて置きたいと思っています。パーツの準備もしないといけません。

追加でまたプリアンプも購入

2018年01月20日 | ピュアオーディオ


今回入手したパワーアンプはパイオニアのExclusive M4と云うパワーアンプ。発売は1974年発売のA級50W/chのアンプです。当時アキュフェーズのC200+P300の組合せとパイオニアのExclusive C3+M4は国産アンプの双璧でした。当時は高くてとても2セットを揃えるなんて事は出来なかったが、40年も経てば安価に2セット揃えられました。



サブシステムで使っているのが、1975年頃のJBL#4311系ですので時代的には同じ時代のシステムになります。これで今年1年は遊んで見たいと思っています。



M4を手に入れたらペアとなるC3も欲しくなるのが人情。物欲に負けてコントロールアンプのC3も手配してしまいました。3日後くらいには入荷するでしょう。本当はC3a+M4aのペアにしたかったのですが、タイミングと価格の問題でC3+M4の組合せになりました。

C3が入荷したらM4と組み合わせてしばらくは「オリジナル」の状態で楽しみたいと思っています。ただアンプを追加したのでSPが足りなくなりましたので、3軒目に持って行ったD208システムをまた「鳴らし込み用」に「音楽部屋」に持ってきました。取り敢えず置き場所がないので#4311Bの上に設置して鳴らします。

今度のアンプは「当たり」かな?

2018年01月19日 | ピュアオーディオ
昨日午後に今週手配したパワーアンプが入荷した。今回のアンプは「当たり」のアンプの様だ。外観も非常に奇麗で、機能もピチピチとして生き生きした反応。出てきたサウンドも「直出し電源ケーブル」で有りながらなかなかの音質。昨日は入荷してから時間が無かったので、「音出し確認」位しか出来なかったが、それでも十分な音質を確認できた。

このアンプに対して、
1)直出し電源ケーブルをインレット化
2)ヒューズ交換
3)出来ればSP端子・RCA端子の交換もしたい

と考えています。少なくとも1)2)は完了して置きたい。その状態で最低1年は「鳴らし込み」をして、メインシステムで使える様にしたいと考えている。

ついでにこのアンプとペアになるプリアンプも手に入れたくなって来た。調子こいてやるとまた「はずれ」のアンプを掴まされそうな気もする。浮かれないでじっくりやろう。

また古いアンプを購入した

2018年01月18日 | ピュアオーディオ
前回のディネッセンのアンプのノイズに凝りもしないでまたぞろ古いアンプを手配した。本日入荷予定。どうしても価格の問題や競合する事が有って、中々思う様なアンプが手に入らない。(価格をケチっているから仕方のない事)やはり本当に欲しい機器を買う時は価格の制約を取っ払って思い切って買うべきだな・・・と反省しきり。型番は只今の処秘密です。

ただ、オーディオ全盛期の前の時期は、各社が技術力を競い合って「開発競争」をしていた時代なので、「作りの確かな」機器が多い。その中でも「名器」と呼ばれていたものには心惹かれるものがある。当時は高くてとても手が出せなかった。

古い機器に新しい技術を融合させて、現代に復活させたいと思っている。その為には1年前から「鳴らし込む」必要がある。今種を蒔いていれば来年には収穫できる。先を見据えての投資なのでやむを得ない処も有る。

古い機器でも最新のケーブル技術やノウハウを組み合わせたら、今でも十分通用するシステムになると思います。実際にケンソニックC200+P300の組合せでその感を強くしました。C200+P300の組合せのサウンドの少しづつ音数や低域の再生の幅が増えて来ています。楽しみながら鳴らし込みをしています。

ディネッセンのアンプは・・・

2018年01月17日 | ピュアオーディオ


昨日からディネッセンのアンプをWE101Dppアンプと入れ替えて鳴らしていますが、意外とディネッセンのアンプは大した事有りませんね。もっとも管球プリ1号に接続したばかりなので、情報量がオーバーフローしている状態ですが・・・。

TVの音声として鳴らしています。TVには元々の音声が付いています。そのTV本来の音声にチョッと毛の生えた程度の「音質」です。以前同じ様につないで使っていたSONY SRP-P7050よりは少しはましですが、劇的なサウンドは出て来ません。

これに対してWE101DppパワーアンプをTV音声で使うと「劇的」なサウンドになります。音の厚みや音数が別物です。ディネッセンのアンプやSRP-P7050クラスでは「TV音声の延長」の感じですが、WE101Dppパワーアンプを使った音声は「全くの別物」くらいに表現力が違います。

チョッと聴きにはTr型アンプが良さそうに聴こえますが、じっくりと聴いていると「上っ面」
の音だけで、迫真のサウンドは出て来ません。

これに対し、本来のメインアンプのWE101Dppパワーアンプは、チョッと聴きには古臭い音の様に聴こえますが、聴いていると「こんな音も入っていたのか?」と思う様に「劇的」に「表現力」が違います。立体感(奥行き感・前に出て来る音)や楽器の質感も出して来ます。WE101Dppアンプを聴き出すと「その場を離れたくなくなります」。たった1.4W/chのアンプが150W/chのアンプを圧倒します。

WE101Dppパワーアンプも内部配線を全て最高峰のケーブルに交換しています。同じ様に交換している管球プリ1号との組み合わせには他のアンプは敵いそうに有りません。

ディネッセンのアンプは「ノイズ取り」のメンテに出すしか有りませんね。早めに出そうと思います。ノイズが気になり音楽を聴けません。

ディネッセンのアンプを自宅へ

2018年01月16日 | ピュアオーディオ
ディネッセンと組み合わせていた管球プリ2号が、常連さんの処に行ってしまって帰って来ませんので、ディネッセンのアンプを「鳴らし込み」出来ません。お遊びのついでに自宅に持って行き、WE101Dppパワーアンプと入れ替えて鳴らす事にしました。



早速接続して1時間ほど聴きました。第一印象は「ノイズが多い」です。この残留ノイズは「欠陥」ですね。とんでもないアンプを買ってしまった。買い物失敗例です。

組合せて音を出し始めるとノイズは気にならなくなりますが、今までの「静寂」の組合せからすれば「とんでもない」ノイズです。ただ出力が1.4W→150W/chになりましたので、元気の良い音になりました。音色は明るく音数も多いです。しかし、床面を揺るがすような低音は望めません。ユンディ・リの「ショパン:ノクターン全曲」から20.21.22番を聴きましたが、このアンプ特有の明るい音色でキレが有りますね。とろけるような質感のD101ppアンプとは対照的な音です。まだ鳴らし始めたばかりなので比較は後日やろうと思います。

出力が高いので最初は「飛んでくる音」が出るかな?と思っていましたが、圧倒的な伝送力を持つプリアンプのおかげで、飛んで来る様な音は有りません。威圧感が有りません。

鳴らし込めば「残留ノイズ」は消えると期待していますが、半年トライして消えなければ「ゴットハンド」にお願いするしか有りませんね。ノイズが無ければかなり良いアンプになると思っています。

自作管球プリを初めて貸し出しました

2018年01月15日 | ピュアオーディオ


ディネッセンのパワーアンプと組み合わせていた「自作管球プリアンプ2号」(写真上段)を初めて貸し出しをして見ました。マッキントッシュC22リバイバルをお使いのご近所の常連さんが、「プリアンプの調子が悪いので、代わりのプリアンプはないか?」との事でしたので、当該管球プリを貸し出しました。

当該管球プリアンプは「門外不出」にしておりました。自宅システムの予備用に(自分用に)手間暇と良いパーツを集めて作っていました。サブシステムに使うにはもったいない程の、第一級の音質を持っている事は承知していました。

実際に使われての感想は?・・・「一般のアンプとはまったくグレードが違う!!!こんな音の出るアンプは何処でも聴いた事が無い。・・・一般のアンプでこの音質が出せるならどの位の金額になるだろう???・・・とにかく自然な音がする。MC2500との組み合わせで使っているが、こんなに威圧感の無い音が出た事はない」との事でした。

自作管球プリアンプは2台作成しました。もう1台は「自宅システム用」に使っています.こちらにはWE101Dppパワーアンプを組み合わせて使っています。オリンパスシステム1セットを残して自宅システムを何度も手放そうとも考えたが、聴いて見て「安堵」出来る音は自宅システムの方が強いので、逆にオリンパスシステムの方を手放すことになるかも知れません。

そんな訳で、当該管球プリ2号は帰ってこない事になりました。貸し出す時から予測出来て判っていた事ですが致し方ない事です。

一度サブシステムのSPを整理したい

2018年01月14日 | ピュアオーディオ
#4311Bの内部配線交換は気が進まない。A820ヴェッキオもエッジの修理が必要。アンプがまだ活性化していないので「苦行」を強いられる。・・・面白くないのである。

そもそもサブシステムはD208システムで終わりにする筈だった。ところがどこでとち狂ったか#4311Bを入手して、1975年頃の機器を集めて、当時の音を確認して見たい・・・等ととんでもない考えを持ってアンプ類を集めてしまった。サブシステムを聴き出すとメインシステムを聴く時間が取れない。

本来は「最後は1セット(メインシステム)」と思っていた。その為自宅システムをどうするか?まで考えたが、自宅システムは手放すのに忍びない。「心の安逸」を得るのには自宅システムは欠かせない。

サブシステムが増える事は悪い事ではないが、メインシステムに音質や表現力で勝てる筈もなく、残りの人生を考えるとメインシステムで沢山音楽を聴いて過ごした方が心豊かな人生になる。そう思うと一度ここいらでリセットしてサブシステムを整理したくなる。

サブシステムは集めては手放し、また集めては手放しを繰り返して来ている。そろそろ卒業しないといけない。

ようやく雑事が片付いた

2018年01月13日 | ピュアオーディオ
ようやく雑事(主に畑のお守り)が片付いた。オーディオ遊びに専念できる環境が整って来た。手元には最近購入したアンプを3台、「活性化」の為の準備も完了し、「鳴らし込み」に入っている。

また手元にあるSPで「未対策」品が2セット有る。JBL:#4311BとA820ヴェッキオの2種。ヴェッキオの方はウーハーエッジを1個修理すれば使える状態。#4311Bはそのままで使っている。他に#4311WXは片ch有る。これは音質対策を完了している。

本来は4311Bに音質対策をして・・・と考えるが、まだ対策するか迷っている。対策するにはそれなりの見てくれもいる。その基準から外れているので躊躇っている。「音質対策」(内部配線交換)はやるのは簡単だが、手元に残して置きたくなるのが判っているので躊躇いが出る。

出来れば4311WXの綺麗な中古の箱を手に入れて1セット作りたい。もしくはL-100orL-101に切り替えるかしたいと思っている。もう少し悩んでみたい。急ぐ必要はない。

バッハ大全集(ヘンスラー版=ヘルムート・リリング監修)は演奏・録音ともに良い

2018年01月12日 | ピュアオーディオ


12月に購入したバッハ大全集(ヘンスラー版)。172枚のCDが入っています。少しづつ聴き出しています。

全集なので「録音」はそんなに良くないだろうと思っていたら、それが素晴らしい録音なんです。それよりも演奏が凄い!! 録音と演奏が揃って聴けるのでたまりません。まだ10枚程しか聴いていませんが、そのいずれも素晴らしい録音と演奏で大満足です。

購入価格は¥25000円程度です。最新版CD10枚分ほどの価格でこの全集が手に入りました。満足度は非常に高いです。チェンバロの演奏はリリングさん自身が弾いている様ですが、素晴らしい演奏で「その場を動きたくない」症状にかられます。