Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自宅システムもいよいよ完成の領域に達して来た

2020年08月20日 | ピュアオーディオ

音楽部屋の3セットのお守りを続けているが、自宅システムの方に関心が高い。オリンパスシステムは「マルチアンプ方式」にして10年前に完成していたが、自宅システムは「ネットワーク方式」に拘ってトライして来た為、完成が遅れてしまった。結局7SPユニットシステムを1台のアンプでドライブするのは無理だと結論した。そこで今年2月25日にマルチアンプ方式に切り替えた。


低域をドライブしているのはディネッセン社「アンタレス」と云うアンプ。入手当時は派手なノイズに悩まされ手放す事も考えた。「ゴッドハンド」にお願いして「ノイズ」を完全にとっていただいて使える様になった。その状態でC3と組み合わせてJBL#4425をドライブしたら、パイオニアのM4より良い音色でフルドライブ出来る様になっていた。D130を鳴らすので出力は50Wも有れば十分なのだが、150W/chある。重量は10Kgぐらい。


中域には「新先生」の設計したWE101Dppパワーアンプの自作品を購入して、内部配線を全て当方の「特殊な銀線」に交換している。出力はわずか1.4W/chしかないが、JBL#375をドライブするので問題は無いと思っている。

高域用にもWE101Dppパワーアンプを当初使っていたが、出力不足で無理と諦めた。急遽導入したのがSONY TA-3140F。故障品でSPユニットを2セットも壊したいわく付きのアンプ。こちらも「ゴッドハンド」にお願いして復活させた。不具合の原因が分からないので安全の為に200Hz以下は出ない様に10μのコンデンサーをかませている。高域専用アンプに作り替えている。

私のシステムでは、TR型アンプと管球アンプを組み合わせて使っている。「音色」や「情報量」・「周波数特性」等を決めるのは「ケーブル」の存在である事を理解している。当然すべてのケーブル(電源・ライン・SPケーブル・SP箱内配線のすべてを全く同じグレード(同じ作り)に統一して使っているので、40Hz~100KHzまでスムースな繋がりを作り出している。当然質感も揃っている。管球アンプを使うのは主に中域がメインで「音の厚み」が欲しいからだ。ここが歌ってくれないと聴いていて面白くない。


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