20年程前から沢山のサブシステムを作って来た。その極め付けは、JBL#4311システムだろう。本当はL-100センチュリーにしたかったが、L-100は球数が少なく高価で有った為、同じユニットを使い、ほぼ同サイズの箱を使ってあった4311にした。結果的にはこちらの方は「内部配線」の交換が出来、L-100は難しいと云う判断になった。
ノーマルの#4311でもかなり良い音がするが、当方自作の「特殊な銀線」とフルテックの最高級SP端子を使った「改造」を施し、「専用トレール」に載せたサウンドは格別であった。フロアー型の大型スピーカーの音と錯覚する様なスケール感と、ヌケ・キレ・ノビがとんでもない次元で組み合わされていた。現在、当該機は茨城県のオーナー様がお使いです。それまではSPの選定の為、オーディオショップに足しげく通われていたとの事でした。40年も前のスピーカーですので、ご存じなかったのも無理有りません。この改造#4311と専用トレールのサウンドを非常に気に入っていただき、オーディオショップ通いは無くなったとの事でした。
4311系は現在までに2セット改造を実施し、もう1セットは岡山市のオーナー様がお使いです。こちらも大変喜んでいただきました。
もう1セット、自分用に作っても良いかな?・・・とも思っていますが、既にSP-LE8T&D208システムが有りますので「蛇足」は避けたいと思っています。