自宅2階のサブシステムを聴いていると、「何かがおかしい?」と感じる。SP-LE8Tを導入してから、このSPの音が何かおかしい? 違和感が有るのです。
そこで⓵SP-LE8T ②D208システム ③SP-LE8T+D208システム の組み合わせで、パク・キョヒさんの「アルハンブラ」で比較試聴を実施しました。その結果 ⓵<②<③ の順で音楽表現や音質が良い事を確認しました。問題は⓵LE8Tユニット に有ることが分かりました。
「音が出る」事は間違いないのですが、「ふん詰まった音」と判断しました。D208ユニットも鳴らし始めて8カ月ほど「活性化」期間がかかりました。SP-LE8Tは4月に導入しましたので、約半年程になります。
一般では「エージング」(熟成)と云う言葉で表されている様ですが、私は「ふん詰まった音」と「活性化した音」と云う風に呼んでいます。当該のLE8Tユニットはかなりの期間眠っていた個体の様で、目覚めさせるのに時間がかかりそうです。
A)「ふん詰まった音」・・・電気は繋がっているが本領発揮していない音
鼻づまりした声と同じ症状。
B)「活性化した音」・・・瞬時に反応し、その性能を発揮する音
また、
高性能ケーブルで大容量伝送した時も同様の現象が起きます。今回のSP-LE8Tもまさにこの状態にあり、大容量伝送に対応できるようになった時に C)「覚醒」したと呼んでいます。「覚醒」した時のサウンドは、超高速なサウンドです。「ヌケ・キレ・ノビ」が従来とはまるで違います。
対策は・・・ただ鳴らし込んで、対応できるようになるのを待ちます。とにかく鳴らしてあげる事です。その努力のご褒美として「覚醒」したサウンドが得られます。一般的には2000Hrの鳴らし込みになるかと思います。