Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

プリアンプの重要性

2013年06月15日 | ピュアオーディオ

CDが導入されてパワーアンプにダイレクトに接続して使っておられる方もいるが、個人的にはプリアンプが有った方が「音楽性」(表現力)が高まると思っている。実際にパワーアンプにダイレクト接続して試聴も何度か実験したが、「味気のなさ」に聴いていてつまらなくなってしまう。

システムの中でプリアンプの占める影響は非常に大きいと思っています。以前使っていたアキュフェーズC280やC290とマッキンのC40では「音楽」が別物みたいに聴こえる。管球プリのサウンドでもまた変わる。

何故この様なプリアンプの話題にしたかと云うと、オリンパスシステムのプリアンプの交換を考えているからです。Tr型だ管球式だは関係なく、その機種の作りでサウンドは換わってくる。

現状使っている管球プリは、特別製作品なのですが、自宅で使っている同じ特別製作品のC22モドキプリには音質が及びません。

現在使っている管球プリではモニターライクな使い方には向かないようだと感じています。サウンドにキレや瞬発力が不足しているように感じます。クラシック音楽、特にモーツァルト等の弦楽器をうまく使った音楽には合うのですが、パーカッシブな歯切れの良いサウンドに向いていない。C290を使っていたときのサウンドが頭の中にこびりついているので、容易にその違いが判ります。

Tr型プリの歯切れの良いサウンドが恋しくなっています。