Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

タンノイ レクタンギュラーヨーク お宅訪問

2012年02月03日 | ピュアオーディオ

昨日、近くのお客様の処へ、タンノイ レクタンギュラーヨーク(モニターゴールド)のシステムを拝聴させていただきに参りました。

Blog2_012(SP間隔が狭い様に見えますが、位置調整をされて現在の位置にされたとの事。これ以上広げても狭めても、前に出してもバランスがおかしくなるとの事でした。)

家庭内で犬を多数飼っておられるとの事で、「犬除け」の防護柵を使っておられました。ユニットは「モニターゴールド」との事で、45年前に購入され、以来づッと使い続けてこられたとの事。

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お部屋にはピアノが置いて有り、やや細長い10畳くらいの広さでした。

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レクタンをドライブするシステムは、上からパワーアンプ:6L6Gppアンプ(上杉氏の初期アンプ)、プリアンプ:LUX CL35Ⅱ(一部改良品)、アナログプレーヤー:ガラード#301+オルトフォンRMG-309+SPU-GTEの組み合わせ。

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( 今は使われなくなったトーレンス#124+SME)

この組み合わせで聴かせていただいたサウンドは、タンノイ特有の艶やかな品位の高いサウンドでした。モーツァルトやベートーベン・マーラーの交響曲等のクラシックや、キース・ジャレットのケルンコンサート、マイルスやアート・ペッパーの名盤を聴かせていただきました。jAZZも心地良く楽しめました。

Blog2_007 (見事なアナログシステム)

特筆すべきは、このアナログシステムのサウンドだと思います。ノイズが皆無です。艶やかさと滑らかさが見事に同居しています。ワウフラッターも殆ど感じません。良く手入れが行き届いた装置だと思います。

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他にも多分グラハムのパワーアンプ?だと思いますが、CDPと一緒に眠っていました。CDは殆ど聴かれないそうで、現在でもLP一筋との事でした。

Blog2_013 (作り付けのアンプ棚に収納)

45年の長きにわたって使いこまれた装置でしか出ない「まとまりの良さ」が有りました。私もアーデンやレクタンギュラーヨーク(HPD385)やⅢLZを使った事が有り、シンフォニー辺りの聴き易さはやはりタンノイですね。本当にホッとするサウンドでした。