現状のサウンドに大きな不満が有る訳では有りませんが、更に「良いサウンド」を求めて試行錯誤を繰り返しています。
ケーブルの試作の場合、「基礎評価」(10m以下の購入)→「初期評価」(20m程度購入)→「流動評価」(50m程度購入)→「量産評価」(200m以上購入)、の順の工程表で進めます。
1)「基礎評価」・・・良いケーブルになりそうなものを見つける為の評価。
2)「初期評価」・・・実際にSPケーブルやラインケーブルに仕上げて確認します。
ケーブルの仕様や構造等の試行錯誤・実験を繰り返し、形態を固めて行きます。もっとも時間のかかる所です。
3)「流動評価」・・・一つのシステムの全てのケーブルを総入れ替えして評価・確認します。
4)「量産評価」・・・全てのシステム(5セット)のケーブルを総入れ替えして評価・確認します。
上述1)~4)までを完了するのに約半年はかかります。
現在「初期評価」に進んでいるケーブルが1種類有ります。しかし、このケーブルより更に「良さそうな」ケーブルをサンプル手配しています。一つの手掛かりから連想して「PDCA」のデミングサイクルを回して行きます。まだまだ道は遠いです。