二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

ムシ

2008-04-05 10:04:23 | 徒然に想う
南に川に向かっていく途中、畑の中、ふと東を向けば40分前に上った朝陽の右に幻日。ちょっとコースを変えてみようと、入った小道。数日前ヒバリに誘われ曲がろうとした道だ。

すぐに川につきあたる。きれいに護岸が整備されている。電柱の住所を見ると東京都。都下の小さな市だが、埼玉県の庵主の住む市とは違い、さすがに資金を持っている。市境で差は歴然。東京側は城壁風に石を組んだり、雪柳やいろいろな植栽が植わっている。一歩埼玉に踏み込むと、ただ土手に金網フェンスだけ。勿論、どっちがいいか悪いかの話じゃない。違いがあるんだということ。散歩者が多い。

川の脇を歩くと、ポワ、ポワとタンポポの産毛ではなく、風に流されているんだがどこか意思を感じさせる物が浮かぶ。カゲロウ? 散り始めた桜の枝に、まれに細い細い糸。蜘蛛たちが飛ぶのにつかっただろう。虫たち、しっかり足音を忍ばせながら蠢いていたんだ。

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