二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

最高のひととき

2012-11-27 19:25:14 | 徒然に想う
東の空、土星、確認出来ました。金星のすぐ左隣です。金星がマイナス4等位で、それに比べたら、数段暗い。スピカやアークトゥルスより下手すれば暗いかもしれません。ガスの惑星だから反射が弱いのでしょうか。それとも金星より、うんと遠いのでしょか。

内惑星と外惑星がこんなにも近かづく。オリオンの三ツ星、そんな隣あい方です。不思議というか、よくもまぁ、近づいたもんです。でも、その雰囲気はまるで女神とその背後から忍び寄る悪魔。

そういゃ、オリオン。ずいぶん西の空低くなってます。右側に木星がある。金星ほどではありませんが、シリウスやアークトゥルスを優に凌駕する明るさ。土星はよっぽど…。

いろんな惑星たちのランデブーを見ましたが、この土星と金星のが一番不思議です。それは、初めての事なんですが、今見てる金星と土星の光、太陽を出た時間が全く違う二つの光。他の無数の星々もそれぞれの光、それぞれの時間を持ってる。でも、こう空を見上げる庵主にはたった一つの時間で映ってる…、と感じるんです。しかも、中には、この瞬間既に存在しないものすらある…。わたしのような者には神秘とか不思議としか映りません。こんな自然の光の下で時間や存在を考えると、混乱します。

…昼間目にするのは一つの光。それは陽が昇っているから。それはそんな混乱をさせないためだったんですね。夜明け前はいろんなこと思います。

《星の時 響き重なりて 冴える朝》





今日の一枚:神社を後にし、あと五分ほどでマンション。金星ははっきり、土星は…。五時四十分頃。

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