この時間、少しだけでも手を止めませんか。
5年前、寒かったかの記憶が、失ったのかないのか。帰宅難民の一人だったこと。停電、暗かったこと。オフィスのあるビルがくねくね揺れたこと。黒い煙、オフィスのあった場所の対岸で火災。それに、以前書いたことか思います。仙台に通ってた大学がありました。荒浜という集落があって、思い出の地です。そこ、海岸の近くです。まだ、仙台に行けません。
今、土筆に菜の花、それだけじゃないです。オタマジャクシに、カエルのタマゴ。いろいろな春を目の当たりにできます。ウグイスやツバメ、渡り鳥もです。山菜を楽しみにしているのですが、フキノトウをやり過ごしてしまいました。5年前、きっと春だったんですね、高知は。暖かいし、風は気持ちいい。物=自然が彩り豊かで生き生きしています。
畑にする予定のところで見つけたカエルに卵。セスバニアを蒔いたので、上手くいけば、来年は別の場所に産んでもらわなければなりません。
文旦の出荷がまた山場を迎えます。野囲いで置いていたものは、これで終わりです。剪定を進めなければ・・・。育苗を家で始めましたが、圃場の準備が遅れています。昨日、四本鍬で圃場をたたきました。長袖のTシャツ、一枚になりました。「有機時間差」をかけたいのですが、一気にやらないと時季を逸してしまう恐れが出てきてます。ワクワク心躍る春というより、気が急くバタバタの春です。
≪手を止めて 菜の花にじむ めがね拭く》
今日の一枚:10時半ころ、圃場にて。
わが家には ヤマトヒキガエルが
住んでいます。(勝手に)